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【更新】デザイナー・小田島等と漫画家・長尾謙一郎によるユニット、the fascismがテレビ塔内で展示。ライブペインティング、トークショウなど特別企画も。

2015.10.12.Mon - 10.18.Sun | 名古屋テレビ塔・3F(愛知|栄)

fascism1

Photo by スズキリョー

 

デザイナー/イラストレーターとして活動する小田島等と、漫画家の長尾謙一郎の二人による謎めくアートユニット・the fascismが、名古屋テレビ塔(3F)にて10月12日(月・祝)~18日(日)まで個展を開催。同期間中は、小田島等本人が、会期中はテレビ塔に在廊する。

今回の展示内容は、東京ターナーギャラリーにて今夏開催された「Meltdown Expressionism」の巡回展となる。企画・制作は、LIVERARY、THISIS(NOT)MAGAZINE。

 

SOCIAL TOWER MARKET 開催中の2日間は特別企画も開催!

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SOCIAL TOWER MARKET初日の10月17日(土)は、名古屋を拠点に活動するイラストレーターでありミュージシャンのてんしんくんとSOCIAL TOWER MARKET 2015のイメージビジュアルを手がけたTomoteru Nishimura homme、そして小田島等3名によるライブペインティング、てんしんくんアコースティックライブが行われる(14:00〜16:00予定)。また、屋外のSOCIAL TOWER MARKETステージにて小田島等によるDJも(13:20〜13:50)。

SOCIAL TOWER MARKET2日目であり、本展示の最終日に当たる10月18日(日)は、地方と東京をめぐるアートシーンやローカルカルチャーをテーマとしたトークセッション、小田島等による紙芝居ライブも(14:00〜16:00予定)。トークには、小田島等ほか、SOCIAL TOWER MARKETディレクターも務める青木奈美COUPGUT)、LIVERARY編集部より、黒田義隆ON READING)、武部敬俊THISIS(NOT)MAGAZINE)が登壇する。観客も交えてのセッションも行われる予定だ。

 

<以下、the fascismステートメント> Text by 美術批評家・鈴木寛和

the fascism は、デザイナーの小田島等と、漫画家の長尾謙一郎が東京で結成したユニットだ。2014 年12 月に『季刊S 』誌上※ で画家宣言した二人は、翌年からペインティングの共作とシンセサイザーによるバンド活動を展開。二人の間で起こる対立や妥協、和解、推敲といった理性的行為は、この共作が「社会」と合わせ鏡であることを示している。それらは単なるコラボレーションにとどまらず、互いに異なる分野で自立する個性を衝突/ 溶解させて、独善化しない別次の個性を発見しようとする、共作を打ち破る行為だ。今回の展覧会は、311 以降進行する、あらゆる事物の境界のゆらぎと溶解を、二人の作家の関係を溶解させて描くペインティングによって捉えようとする試みだ。政治やマスメディアと人々、現実と虚構、善と悪、性差、自然とテクノロジー、混沌と秩序そして美術とその周辺――それらは人間の想像や制御を上回り、認識することがますます難しくなってきている。そうした領域に、彼らはシュルレアリスムの方法論によって深く切り込み、そこでえぐり取ったイメージを自身の想像力と意識を通過させて平面上に置き換えていく。少なくともペインティングは、二人にとってあらゆる事物をコントロールし、主権的でいられる場だ。そこで行われる、言語(=人間)を超える表現の限界的過程は、芸術の可能性や私たちの現実味、生きているという今を感じさせるものだ。

※ 小田島等 × 長尾謙一郎「 直感通信-vol.15」『 季刊 S』 第 49 号 飛鳥新社 2014 年 12 月

 

 

 

イベント情報

2015年10月12日(月祝)~18日(日)
Meltdown Expressionism in NAGOYA TV TOWER

supported by LIVERARY&THISIS(NOT)MAGAZINE
会場:名古屋テレビ塔・3F
時間:
10月12日(月)〜16日(金)14:00−22:00
10月17日(土)・18日(日)10:00−18:00
※最終日の展示終了時間は、都合により早まる可能性あり。
※16日(金)18:00〜21:00は、名古屋パルコギャラリーN:BOOKS STOREにて「小田島等の出張似顔絵屋さん」を企画しています。

観覧料:500円(当日料金のみ)


10月17日(土)、18日(日)
SOCIAL TOWER MARKET開催中の2日間はスペシャルイベントを開催
料金:予約:1000円/当日:1500円(展示観覧料込み)

10月17日(土)
時間:14:00〜16:00頃まで
LIVE PAINTING:小田島等 ☓ てんしんくん & Tomoteru Nishimura homme 
LIVE:てんしくんソロ(アコースティックライブ)

10月18日(日)
時間:14:00〜16:00頃まで
TALK SESSION:東京/名古屋/アート/カルチャー/ローカル/まち/ひとについて
出演:小田島等、青木奈美(SOCIAL TOWER PROJECT, COUPGUT)、黒田義隆(LIVERARY, ON READING)、武部敬俊(LIVERARY, THISIS(NOT)MAGAZINE)
LIVE:小田島等(紙芝居ライブ)

予約:info@liverary-mag.com
※イベント開催中の時間帯は展示観覧のみのお客様は入場ができませんので、ご了承ください。ぜひイベントにご参加ください。


10月17日(土)
SOCIAL TOWER MARKET 野外ステージにDJ小田島等、登場
時間:13:20〜13:50
DJ:小田島等 ※観覧無料

SOCIAL TOWER MARKET
名古屋テレビ塔 HP

小田島 等

1972年東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。1990年に「ザ・チョイス」入選。専門学校在学中にイラストレーター、スージー甘金氏の元で修行。95年よりCD・広告・書籍装丁のアートディレクションを手がける。同時に漫画家、イラストレーターとして活動。近年ではペインティングと展示活動にも重点をおいている。

主な出版・リリース物:漫画単行本『無 FOR SALE』(晶文社)/監修本『1980年代のポップ・イラストレーション』(アスペクト)/古屋蔵人、黒川知希との共著『2027』(ブルース・インターアクションズ)/BEST MUSICとしてCDアルバム『MUSIC FOR SUPERMARKET』(Sweet Dreams)/アーカイブ作品集 『ANONYMOUS POP』(P-VINE BOOKS)/その他、くるり、サニーデイサービス、シャムキャッツなどのアルバム作品ジャケットのデザイン等

 

長尾謙一郎

1972年12月27日生まれ。愛知県出身の漫画家、PV監督、VJ。大阪芸術大学芸術学部放送学科卒1992年、在学中に『アンダースローは終着駅だ』にてデビュー。「クイックジャパン」にて『ヤバイ』連載。「ビッグコミックスピリッツ」にて『ギャラクシー銀座』連載。「ヤングアニマル」にて『PUNK』連載。2009年、文化庁メディア芸術祭にて『ギャラクシー銀座』が審査委員会推薦作に選出される。山下敦弘とオムニバス映画『ユメ十夜』の「第八夜」の脚本を共同執筆。作風は前衛的なギャグ漫画から哲学的なものまで多岐にわたる 。2014年5月12日、「ビッグコミックスピリッツ」誌上で連載していた『クリームソーダシティ』が未完のまま連載終了することが発表され、2015年5月11日、FUNDIY上で『クリームソーダシティ』続編制作を目的としたクラウドファンディングを開始。5話分の制作費を大きく上回る支持(約400万円の寄付)を得て、現在、続編を執筆中。

作品一覧:『ビバ! 思春期・・・』全1巻(ヤングマガジンアッパーズ/講談社)/『バカ田バカ助の挑戦』全1巻(BUBKA/白夜書房)/『おしゃれ手帖』全10巻(週刊ヤングサンデー/小学館 2000年 – 2006年)/『ギャラクシー銀座』全4巻(ビッグコミックスピリッツ/小学館 2007年 – 2008年)/『バンさんと彦一』全1巻(クイック・ジャパン/太田出版)/『PUNK』全4巻(ヤングアニマル/白泉社 2010年 – 2012年)/『クリームソーダシティ』(ビッグコミックスピリッツ/小学館 2013年 – 2014年 未完)

 

posted by LIVERARY

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