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クライアントワークを多数手がけるほか、精力的に作品発表もしているイラストレーター、オカタオカによる最新作品集の刊行記念展がON READINGにて開催。

2024.10.12.Sat - 10.27.Sun | ON READING(愛知|東山公園)

 

イラストレーター・オカタオカによる最新作品集『WALL OF SOUND』(ELVIS PRESS刊)の刊行記念展が、10月12日からON READINGにて開催される。

最新作品集『WALL OF SOUND』には、Neil Young、スピッツ、Yo La Tengo、Kacey Johansing、Khruangbin、Kings Of Convenience、荒井由実など、オカタオカが好きな曲を選び、それを聴きながらイメージを膨らませ、7インチと12インチのブランクのレコードジャケットをキャンバスにして描いたシリーズが収録されてる。

本展では、作品集に収録した原画作品を中心に展示販売するほか、新作のシルクスクリーン作品やグッズ等も展開する。
初日には作家も在廊予定。

―――

イラストレーターになりたての頃、ある編集者にポートフォリオを見てもらう機会があった。「どんな仕事がしたいの?」と訊かれたので、「音楽が好きなのでミュージシャンのアルバムジャケットとか描いていきたいです。」と答えると、「まぁ好きな仕事だけではイラストレーターとしてやっていけないけどね。」と言われた。

あれから十数年、運良くイラストレーターとしてなんとかやっていけているが、今でもやはりアルバムジャケットのイラストレーションは憧れの仕事のひとつだ。

本書に収録した作品は、自分で好きな曲を選び、それを聴きながらイメージを膨らませ、7インチと12インチのブランクのレコードジャケットをキャンバスにして描いたシリーズ。あくまで勝手にやっていることなので誰からも修正を受けることもない、夢のような楽しい時間だっだ。

今回、作品を描いていく中で、ふとファンアートという言葉が思い浮かんだ。ファンアートとは既存の作品(主にアニメや漫画、ゲームなど)をもとに描かれた二次創作物のことだが、”WALL OF SOUND” は僕にとってのファンアートなのかもしれない。

この作品たちがいつか僕の好きなミュージシャンに届いて、さらにジャケットの依頼が来たりしたら本望だが、まずはご覧いただいたみなさんに「この作品はどんな曲なんだろう」とか、「あの曲のどの部分からイメージしたんだろう」とか、色々妄想を膨らませて楽しんでもらえたら嬉しい。

オカタオカ

 

イベント情報

2024年10月12日(土)~10月27日(日)
OKATAOKA Exhibition 『WALL OF SOUND』
会場:ON READING 名古屋市千種区東山通5-19 カメダビル2A&2B
営業時間:12:00~20:00
初日作家在廊予定
定休日:火曜日
問:052-789-0855
https://onreading.jp/

オカタオカ OKATAOKA
宮崎と鹿児島の県境で育つ。桑沢デザイン研究所卒業。 書籍やアパレル、広告などにイラストレーションを提供。 ペインティングのみならず、セラミックやウッドカットなど様々な手法の作品も発表している。 近年ではカーアクセサリーブランド〈HIGHWAY/南国灰道倶楽部〉をスタートさせるなど、その活動は多岐にわたる。
https://www.instagram.com/okataoka/

posted by Y.KURODA

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