2017.04.22.Sat - 05.05.Fri | センチュリーシネマ(愛知|矢場町)
2017年に開園100周年を迎える東京・吉祥寺の井の頭恩賜公園を舞台につづられる、青春音楽映画『PARKS』が4月22日(土)よりセンチュリーシネマにて公開される。
純は、吉祥寺でひとり暮らしをする大学生。10年前に子役としてCMで注目されたが、その後ブレイクするきっかけがなく、何をやっても中途半端。友人の理沙はモデル業やイラストで活躍しているのに…。そんな純のもとに突然、高校生のハルが現れる。純が住むアパートに50年前住んでいた、父親の昔の恋人を探しているという。その女性を探すうちに、ふたりは地元の青年トキオと知り合う。亡き父の小説を書こうとしているハルと、スタジオで働いてミュージシャンを目指すトキオ。無限の可能性を前にしながらまだ何者にもなっていない3人の、それぞれの未来に向けての曲作りが始まるー。
脚本・監督を手がけたのは、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の瀬田なつき。主人公の純を演じたのは朝ドラ「あまちゃん」で脚光を浴びた、実力派女優の橋本愛。高校生のハル役には、『俺物語!』やドラマ「真田丸」で人気を集める期待の女優、永野芽郁。トキオ役には、『寄生獣』、『バクマン』など多くのヒット作品で活躍し、瀬田映画にも欠かせない俳優である染谷将太。その他、吉祥寺在住のベテラン俳優・佐野史郎などが脇を固める。そして、60年代からのさまざまな活動で日本の音楽界を刺激し続けてきた麻田浩、スカートの澤部渡、シャムキャッツ、高田漣、元バウスシアターのスタッフであった井手健介など、ミュージシャンや音楽関係者も多数出演し、華を添える。
この映画を企てたのは、惜しまれつつ閉館した吉祥寺の名物映画館「バウスシアター」のオーナーであった本田拓夫。「映画館の終わりを映画の誕生のきっかけにできたら」という思いが、本作の制作を実現させた。
また、本作では音楽も見どころ。世界的に注目される音楽家トクマルシューゴが監修を担当し、瀬田監督と二人三脚で脚本段階から構想して練り上げていった。劇中歌の「PARK MUSIC」は、映画のなかでビートルズ以前の60年代風フォークから2017年のまったく新しいポップ・ソングへと、華麗に変貌を遂げる。このほか、吉祥寺ゆかりのアーティストから東京インディーズの人気バンドまで、20組以上の音楽家たちがトクマルシューゴからの依頼で楽曲を提供。ハイセンスなサウンドトラックに結実した。エンディングテーマは、バウスシアターでのセッションから誕生した相対性理論の「弁天様はスピリチュア」。やくしまるえつこのピュアな歌声がラストシーンの感動の余韻を彩る。
2017年4月22日(土)~5月5日(金) ロードショー
『PARKS』
公式HP:http://www.parks100.jp/
監督・脚本・編集:瀬田なつき
出演:橋本愛/永野芽郁/染谷将太
石橋静河/森岡龍/佐野史郎
麻田浩/谷口雄/池上加奈恵/吉木諒祐/井手健介
澤部渡(スカート)/北里彰久(Alfred Beach Sandal)/シャムキャッツ/高田漣 他
音楽監修:トクマルシューゴ
企画:本田拓夫
©2017本田プロモーションBAUS
2017年/日本/カラー/118分/シネマスコープ/5.1ch
上映劇場:センチュリーシネマ 名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ東館8F
http://www.eigaya.com/
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