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『行き止まりの世界に生まれて』: アメリカの繁栄から見放された地・ラストベルトで、スケートボードにのめり込む若者3人を追ったドキュメンタリー。

2020.09.25.Fri - | 伏見ミリオン座(愛知|伏見)

 

小さな町で必死にもがく若者3人の12年を描くエモーショナルなドキュメンタリー『行き止まりの世界に生まれて』が9月25日から伏見ミリオン座にて上映される。

 

「アメリカで最も惨めな町」イリノイ州ロックフォードに暮らすキアー、ザック、ビンの3人は、幼い頃から、貧しく暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードにのめり込んでいた。スケート仲間は彼らにとって唯一の居場所、もう一つの家族だった。いつも一緒だった彼らも、大人になるにつれ、少しずつ道を違えていく。ようやく見つけた低賃金の仕事を始めたキアー、父親になったザック、そして映画監督になったビン。ビンのカメラは、明るく見える3人の悲惨な過去や葛藤、思わぬ一面を露わにしていく――。

 

ロックフォードは、ラストベルト――鉄鋼や石炭、自動車などの産業が衰退し、アメリカの繁栄から完全に見放された<錆びついた工業地帯>にある。2016年の大統領選で、“夢を失った”ラストベルトの人々による投票がトランプ大統領誕生に大きな影響を与えた。映画完成時20代であったビン・リュー監督は、閉塞感のある環境で生きる若者たちの姿を通して、親子、男女、貧困、人種…さまざまな分断を見つめる。趣味のスケートビデオから始まったこの映画は、若者たちのパーソナルな物語でありながら、今の世界を映しだす奥行きをみせ、アカデミー賞とエミー賞にWノミネートされ、全米の批評家・観客、そしてオバマ前大統領から絶賛された。希望が見えない環境、大人になる痛み、根深い親子の溝…ビンが撮りためたスケートビデオと共に描かれる12年間の軌跡に、何度も心が張り裂けそうになる。それでも、彼らの笑顔に未来は変えられると、応援せずにはいられない。痛みと希望を伴った傑作が誕生した。

『mid90s ミッドナインティーズ』『行き止まりの世界に生まれて』の公開を記念して、LIVERARYセレクトによるPOP UP SHOP企画「LIVERARY EXTRA LIMITED POP UP STORE IN FUSHIMI MILLION ZA」も同館にて開催中。

 

 

イベント情報

2020年9月25日(金)~
『行き止まりの世界に生まれて』 
公式HP:http://www.bitters.co.jp/ikidomari/
監督・製作・撮影・編集:ビン・リュー
出演:キアー・ジョンソン、ザック・マリガン、ビン・リュー ほか
2018年 93分
配給:ビターズ・エンド
© 2018 Minding the Gap LLC. All Rights Reserved.

上映劇場:伏見ミリオン座 名古屋市中区錦二丁目15-5 (地下鉄[伏見]駅1番出口から徒歩1分)
http://www.eigaya.com/
問:052-212-2437

posted by Y.KURODA

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