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仕事は辞めずにバックパッカー。 名古屋在住アラサーOL海外一人旅日記 東南アジア編②未知の国ラオス。世界一何も無い首都と言われるヴィエンチャンに半日滞在

Text & Photo by Ayaka Torii

仕事は辞めずにバックパッカー。
名古屋在住アラサーOL海外一人旅日記
東南アジア編②未知の国ラオス。世界一何も無い首都と言われるヴィエンチャンに半日滞在

ラオス・ヴィエンチャン 2024年2月19日(月)

早朝、ハノイ・ノイバイ空港に到着しラオスの首都ヴィエンチャンへ向かった。1時間くらいのフライトでヴィエンチャン・ワットタイ国際空港に到着。

すごくコンパクトな空港で人もまばらだ。看板にはラオ語が。タイの文字と似ているけれど、こちらの文字の方が丸みを帯びていてなんだか可愛らしい。

市内まで向かうバスには日本の国旗が描かれていて、日本から贈られた車両のようだった。
曇りのハノイとはうって変わって、ヴィエンチャンは強い日差しが照りつける。バスは私と欧米人の女性2人だけを乗せて市内へ向かった。
ハノイのときも思ったけれど、空港から市内へ向かうバスの中から風景を眺めるのが好きだ。高速道路の標識に書かれた現地の文字、だんだん街中へ近づくにつれてその都市の様子が露わになっていき、異国の土地にやってきた実感を徐々に感じていく瞬間は旅の醍醐味だと思う。宿の最寄りのバス停で降りてチェックイン。

泊まった宿

宿に着いたのはお昼くらい。ヴィエンチャンに1泊して、明日の午前中にはラオスの古都、ルアンパバーンに向かう予定だ。散策できるのが実質今日の午後から夜にかけてのみ。たった半日。ヴィエンチャンが今回の東南アジア周遊で最も短い滞在だった。

ヴィエンチャンでまずやらなければいけないこと、それはルアンパバーンに向かう鉄道のチケットを買うことだ。自力で切符を手配する難易度が高く、これが今回の旅で一番不安だったけれど、ちょうど泊まった宿が鉄道チケットの販売代行をしていて、さらに駅までの送迎付きだったので宿でチケットを買うことができて一安心だった。
ちなみに自力でチケットを買うには駅で直接買うか、ヴィエンチャン市内のショッピングセンターで買うかの2つの方法がある。駅はここから遠い上に、お昼の時間には駅構内自体がクローズになり、開いている時間が限られているようだった。ショッピングセンターのチケットボックスは現金不可、ラオスの電話番号を持つ人にしか使えないQRコード決済のみ対応。ちなみにネット予約もラオスの電話番号が必要なので不可。最悪ショッピングセンターで現地人に現金を渡して代行でQR決済してもらおうと思っていたけれど、手間が省けてよかった。
その後近くのランドリーに洗濯物を預けて、散策前にやることは完了した。

鉄道の領収書とランドリーの領収書

さてラオスとはどんな国なのか。事前にyoutubeで情報収集したときに、ヴィエンチャンは世界一何もない首都だと言われているのを色んなvlogで見たけれど、ひとまず外に出る。

確かに大都市という感じではない。ハノイも首都の割には落ち着いていたけれど、ヴィエンチャンはもっとのどかだった。どの国にもたいていあるスタバ、マック、KFCなどの外資チェーン店がない。軒先では春節の飾りをよく目にした。漢字の表記が多いので、中国の影響が強い国なのかなと思った。そのまま散策を続ける。

クリーニング店

春節の装飾

東南アジアらしい寺院

何かの公的機関のような建物

お店の名前が日本語表記のバーを発見

建設途中のまま時間が止まっている建造物

ラオスの凱旋門・パトゥーサイ

パトゥーサイの内部

夜はGoogleマップで見つけた、韓国の方がやっているらしい麺のお店へ。

日が落ちて、近くのナイトマーケットが活気づいてきた。日没後川の近くへ行くと、簡素な造りの遊園地があり、家族連れで賑わい始める。

宿に戻って近くのスーパーで買ったラオスのビール、ビアラオを飲んだ。あまり苦くなく、スッキリしていて飲みやすい。

ヴィエンチャンは派手さはないけれど、緩やかな空気と中華を感じる街並みが好みで、写真を撮るのが楽しかった。
次は世界遺産のルアンパバーンへ向かう。

鳥居 絢香 / Ayaka Torii

1992年生まれ。名古屋在住の会社員。LIVERARYスタッフ。
海外旅行と名古屋のカルチャー、飲食店が好き。
沢木耕太郎と誕生日が同じ。

Instagram: ayaka_10r

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