Youtube
instagram
twitter
facebook
名古屋カレーシーンに新風!?SummerOfFan主宰の不定期インド料理店「too much india」始動。今池リバレスクに1日限定出店。

2017.07.25.Tue | リバレスク(愛知|今池)

 

CURRY MEETING CREW」の出現により名古屋カレーシーンも活気づいてきているように思えるが、ここにきて新たなカレー出店企画が登場。主宰は名古屋を拠点に7inchレコードのリリースと#悲しいパーティー を繰り返してきた謎のレーベル「SummerOfFan」。出店名は「too much india」とし、今池のバー・リバレスクにて明日7月25日(火)にて初の出張出店企画が行われる。

SummerOfFanは周囲に煙たがられるほどの食通の集まりでもあるとの噂も持っている。そんな彼らの腹を満たしてきた「too much india」に期待せずにはいられない。名古屋のカレー好きもそうでない方もこの機会にぜひご賞味あれ。

 

<以下、SummerOfFanよりコメント>

サマー・オブ・ファン・イン・インディア

すえたにおいの中で薄暗い明かりで飾られた露店は縁日のように賑わっていた。そこで交わされる僕たちが知らない言語、また断続的に鳴らされ止むことのないクラクションは背景の雑音となり街の喧噪を露わにする。ぬるりとしたシャツの感触を伴う暑さは湿度のせいだけではない。列島を飛び立ち大陸に入り、ここインド亜大陸に現在立っているという実感から鼓動は高まり、体温の上昇をうながしたのだろう。

僕たちは駅を出て最初に目に入ったもっとも信頼できそうな人にバス乗り場を尋ねた。ここをまっすぐいって、ほら、あそこを曲がったすぐのところがバス乗り場だと教えてくれた。

乗り場前の切符売り場でバスの切符を買い、乗り込むとベッド風のフラットシートのみのバスだった。

横になり、移動手段を得たことに安堵すると一層、街の喧噪に敏感になる。街はガネーシャフェスティバルの時期で、一際ざわめいているらしい。爆音で流れる音楽、ヒンディードラミング、鳴り響くクラクション、さながらヒンディーマントラでトランスしている気分になった。その後、一日の疲れから眠りにつくも、悪路でバウンドする度に目が覚めた。人生で初めてバスのバウンドしたタイミングで自分もバウンドし天井に頭を打つ経験をした。

too much india 序章

旅の最中、ほぼ常食したのではないかと思えるゴビマンチュリアン、バーダーミーからハンピ行き乗り合いバスの経路を教えてくれたナイスな店員がいるバーダーミー・バナシュリーのワダ、しかたなく飲んでいたブランデーみたいに甘ったるいキングフィッシャーストロングは、この旅路における胃袋の中身を端的に物語っている。

旅をフィードバックする機会はそう多いものではない。たった数日間滞在したインドで出会った全てを愛で包み込めたら……too much india…

 

 

なお、当日のメニューリストには、「ベジタブルターリー =カレー2種:レモンとズッキーニのココナッツカレー/茄子とじゃがいものベンガル煮込み+季節の惣菜2種+ワダ(豆ドーナツ)+ピクルス、ライス・パパド・サラダ)」¥900 、「アルゴビ・マンチュリアン(フライドポテトとカリフラワーのチリソース和え)」¥300 、「チャナマサラのシャクシュカ(ひよこ豆のカレーに卵を落としてオーブンで焼き上げたもの)」¥300などが列記されている。

イベント情報

2017年7月25日(火)
SOF pr “too much india”
会場:リバレスク(愛知県名古屋市千種区今池1丁目12−6)
時間:OPEN 18:00
出店:too much india
出演:SummerOfFanチーム(BGM係)

too much india

数年前のインド旅行を期に結成した不特定グループ、及び不定期開店インド料理店。主な活動の場として名古屋西部エリアに立地するシェアハウス、通称コレクティブハウスの胃袋を支えている。

posted by T.TAKEBE

RELATED
あなたにオススメする関連記事


PICK UP
特集・ピックアップ記事

LATEST
特集・ニュースの最新記事

RANKING
今読まれている記事

COLUMN
最新の連載コラム記事