2024.08.26.Mon | SHANGRILA(愛知|新栄)
エレクトロニカ、アンビエントを通し、日本の伝統文化を表現するスタイルで海外からも高い評価を受ける冥丁。彼の代表作「古風」編三部作の最終章となる「古風 Ⅲ」のリリースに伴い全国ツアーが敢行される。名古屋公演は8月26日(月)、会場は新栄・SHANGRILAにて。
今回のツアーは、冥丁の急病により一度延期されての開催であり、回復後のパフォーマンスに期待が高まる。
冥丁の楽曲は日本人が古来から持つ文化的なアイデンティティを電子音とコラージュで表現した、後にも先にもないコンセプチュアルなアンビエント・ミュージック。現代人が忘れつつある伝統的な文化を明確に想起させ、そのトラディショナルな日本的イメージが海外のリスナーからも高く評価されている。
彼の表現は、アンビエントというフォーマットを用いた斬新なサウンドアートであり、電子音楽における表現の拡大に貢献するアーティストだ。
共演する岡田拓郎、ind_frisはそれぞれ異なる音楽的背景を持ちながらも、共通するのは電子音がつくりだすディープな音像に魅了されたミュージシャンであること。
2015年よりソロ活動を開始した岡田拓郎。彼の楽曲は、繊細で儚いフォーキーさと、ブラック・ミュージックからの影響を感じるスピリチュアルな世界観を持ち合わせ、聴く人の心に寄り添ってくれる。今回の公演ではmayaongakuの池田抄英を含めたトリオセットでのパフォーマンスとなっている。
多様な音楽遍歴をもつind_frisのスタイルは、洗練されたミニマルな作風ながらも、マルチな楽器演奏者でもある彼の引き出しはバラエティに富み、全く飽きることなく音の世界に没頭することができる。
それぞれタイプの違うクリエイティビティに、共通するアンビエンスを持ち合わせた3人のアクトは間違いなく心地の良い高揚をもたらし、これまでにない音楽体験を経験できるはず。
是非、会場に足を運んでみてほしい。
日程:2024 年 8 月 26 日( 月 )
冥丁 『 古風 』 完結編 TOUR 〜瑪瑙〜
時間:OPEN 18:30 / START 19:00
会場:新栄シャングリラ
出演:冥丁 – 暮 set – / 岡田拓郎 Trio set( with 池田抄英 – maya ongaku – 、増村和彦 )/ ind_fris
料金:前売 ¥ 5,000 + 1 DRINK / 当日 ¥ 5,500 + 1 DRINK
主催:MAQUETTE COFFEE & sabot
https://www.instagram.com/mcvr.post
問い合わせ:
MAQUETTE COFFEE 0565-42-8420
sabot 0565-42-5921
◎ 予約方法
Livepocket:https://t.livepocket.jp/e/meitei_nagoya
店頭予約:MAQUETTE COFFEE / sabot
オンラインストア:( 紙チケットの発送はありません。)
MAQUETTE COFFEE http://store-maquettecoffee.com
sabot https://sabot.shop-pro.jp/
※ ドリンク代は、当日会場にてお支払いください。
※ 公演実施が不可能な場合を除き、ご来場を辞退、もしくはご来場ができない状態であっても払い戻しは対応いたしかねます。
※ 未就学児童入場不可、小学生以上は予約が必要となります。
冥丁 / MEITEI
日本の文化から徐々に失われつつある、過去の時代の雰囲気を「失日本」と呼び、現代的なサウンドテクニックで日本古来の印象を融合させた私的でコンセプチャルな音楽を生み出す広島在住のアーティスト。エレクトロニック、アンビエント、ヒップホップ、エクスペリメンタルを融合させた音楽で、過去と現在の狭間にある音楽芸術を創作している。これまでに「怪談」(Evening Chants)「小町」(Metron Records)「古風」(Part Ⅰ,Ⅱ&Ⅲ)(KITCHEN. LABEL) などによる、独自の音楽テーマとエネルギーを持った画期的な三部作シリーズを海外の様々なレーベルから発表し、冥丁は世界的にも急速に近年のアンビエント・ミュージックの特異点となった。日本の文化と豊かな歴史の持つ多様性を音楽表現とした発信により、The Wire、Pitchforkから高い評価を受け、MUTEK Barcelona 2020、コロナ禍を経てSWEET LOVE SHOWER SPRING 2022、朝霧JAM 2023などの音楽フェスティバルに出演し、ヨーロッパ、シンガポール、台湾などを含む海外ツアーも成功させる。ソロ活動の傍ら、Cartierや資生堂 IPSA、MERRELL、Nike Jordanなど世界的に信頼をおくブランドから依頼を受け、イベントやキャンペーンのためのオリジナル楽曲の制作も担当している。
岡田拓郎
1991年生まれ。音楽家。2012年にバンド「森は生きている」を結成。『グッド・ナイト』をリリース。2015年のバンド解散後は、シンガー・ソングライターとしての活動、環境音楽の制作、即興演奏、他のミュージシャンのプロデュースやエンジニア、演奏者として数多くの作品やライブにも参加している。ギター、ペダルスティール、シンセなどの楽器を演奏する。2022年8月にアルバム『Betsu No Jikan』をリリース。
ind_fris / インドフリス
1989年愛知県岡崎市生まれ。エレクトロニックミュージシャン/プロデューサー。自身のレーベルScaffolder Recordingsより「Portfolio」シリーズや「Sink in」等の作品を発表。特定のジャンルに収束されない、独自の浮遊感と躍動感を備えた楽曲が持ち味。京都の茶問屋”宇治香園”の創業記念作品としてアルバム「森と雨」のリリース。資生堂”花椿アンビエント”への楽曲「OYU」提供など、ゆるやかな波紋のように活動の幅を広げている。
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