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あいちトリエンナーレが主催する、現在のアートシーンに迫るイベントシリーズ「ALA-SCOPE」が開催。

2016.06.18.Sat - 09.16.Fri | アートラボあいち大津橋(愛知|久屋大通)

constellation.009
前田真二郎「星座 constellation」2009

あいちトリエンナーレが主催するイベント、ALA-SCOPE 02「映像レーベル・ソルコードの作家たち」(全4回)が、6月18日から、アートラボあいち大津橋にて開催される。

ALA-SCOPEでは、現代の表現や各地のアートシーンに迫る現代アートの現況に対する理解を深めることを目的に、現代の表現や各地のアートシーンに迫るべく、トークイベントや、映像作品の上映などが行われる。2回目となる今回は、撮影行為とアートを結ぶ映像レーベル『SOL CHORD』と協力しての上映イベントを、4回に渡り開催する。

「SOL CHORD」は、作家のパーソナルアイを通じた映像表現に焦点をあて、作品をリリースしているDVDレーベル。今回のイベントでは、齋藤正和、池田泰教、大木裕之、前田真二郎の4名の映像作家を各回で取り上げ、作品上映とトークを行い、映像を基点に、現在、そしてこれからの表現を考えていく。

006
大木裕之「松前君の兄弟の神殿の形1’」2006

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斎藤正和「常滑アーカイブ #01 ~下村 進~ 」2013

PORTRAITS-and-JUNE-NIGHT縲
池田泰教[3 PORTRAITS and JUNE NIGHT」2013

イベント情報

2016年6月18日(土)、7月22日(金)、8月26日(金)、9月16日(金)
ALA-SCOPE 02「映像レーベル・ソルコードの作家たち」
会場:アートラボあいち大津橋・2階 名古屋市中区丸の内三丁目4-13愛知県庁大津橋分室2階
時間:19時開場 19時30分上映開始(21時10分終了予定)
トークゲスト:松井茂(詩人、情報科学芸術大学院大学准教授)
入場無料
問:052-971-6127 あいちトリエンナーレ実行委員会事務局 担当:伊藤、東出

スケジュール:
6月18日(土) 齋藤正和
7月22日(金) 池田泰教
8月26日(金) 大木裕之
9月16日(金) 前田真二郎

http://aichitriennale.jp/

齋藤正和 SAITO Masakazu
1976年生まれ。主な作品に、コンピュータ自動編集による『Sunsession』シリーズや、岩下徹(ダンサー/舞踏家)とのコラボレーション『動の影』がある。シングル・チヤンネルの作品だけでなく、国内外でビデオ・インスタレーションを発表。2010年から、家族をモチーフにした『休日映画』シリーズのネット公開を開始。この『休日映画』は、2015年にSOL CHORDよりDVDリリースされた。

上映予定作品
「A Piece of Sunsession #02」14’00″   SD/2001
「動の影 岩下徹というからだ」10’20″ HD/2008
「たまたび - 春水荘 2012 – 」13’20”  HD/2012
「常滑アーカイブ #01 ~下村 進~ 」16’00” HD/2013

池田泰教  IKEDA Yasunori
1976年福島生まれ。映像作家。語りを元に人物のポートレイトを映像で描く『土の人 3Portraits 』(2009)、49日間のドキュメンタリー作品『7×7』(2004)、エリアを指定し即興的に演出した『MOSAIC』(2001)など、独自のナラティブな表現で映画制作を行い国内外の映画祭等で発表を続けている。

上映予定作品
「3 PORTRAITS and JUNE NIGHT」44′00″ HD/2013

大木裕之 Oki Hiroyuki
1964年東京生まれ。高知県在住。東京大学工学部建築学科在学中より映画制作を始める。『遊泳禁止』(1989)が、IFF1990の審査員特別賞を受賞。その後、パリ・ポンピドゥー・センターなどで発表された『ターチ・トリップ』(1993)が注目を集め、高知県立美術館製作『HEVEN – 6 – BOX』(1995年)では 第45回ベルリン国際映画祭にてネットパック賞を受賞。90年代後半は、サンダンス映画祭、ロッテルダム国際映画祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭、バンクーバー国際映画祭等、国内外の映画祭にて招待上映され、高い評価を得た。作品の形態は、ライブ上映、インスタレーション、パフォーマンス、ドローイングやペインティングなどにも拡がりをみせ、「時代の体温」展(世田谷美術館/1999)、「How Latitudes Become Forms: Art In a Global Age」(ウオーカーアートセンター・アメリカ/2003)、「六本木クロッシング」(森美術館/2004)、「マイクロポップの時代:夏への扉」(水戸芸術館/2007)、シャルジャ・ビエンナーレ2007などの展覧会に参加し、現代美術の領域で独自のスタイルを確立していく。ネパール、インド、中国、アメリカ、イスラエル、ロシア、コンゴなど、海外での制作経験も豊富であり、現在も国内外を移動しながら活動を続けている。

上映予定作品
未定

前田真二郎 MAEDA Shinjiro
1969年大阪生まれ。映像メディアを「未知を発見する道具」と捉え、コンピュータを用いた自動編集による作品や、撮影行為をコンセプトに据えた映画を制作。映画、メディアアート、ドキュメンタリーなどの分野を横断して、イメージフォーラム・フェスティバル、山形国際ドキュメンタリー映画祭、恵比寿映像祭などで発表。舞台や美術など他領域アーティストとのコラボレーション、展覧会の企画も積極的にすすめている。 情報科学芸術大学院大学(IAMAS) 教授。

上映予定作品
「on 02」5′00″ SD/2003
「中也を想い、サンボする」10′00″ SD/2006
「Wedding 結縁 」15′00″ SD/2007
「BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW #02 Tokyo Tower」5′00″ HD/2009
「星座 constellation」20′00″ HD/2009

松井茂 MATSUI shigeru
1975年東京生まれ。詩人として、近年はサウンド・デザイナー、映像作家との協業による制作を行う。研究者としては、映像メディア学に基づいて、マス・メディアを分母とした現代芸術の表現動向に着目し、研究に取り組んでいる。研究成果に、論文「今野勉 ラディカルなテレビ表現をするレジスタンス」、監修「磯崎新 12×5=60」展(ワタリウム美術館)、プログラム「藤幡正樹 Expanded Animation Works」(恵比寿映像祭)等。

posted by Y.KURODA

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