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“問う今日オリンピック”をテーマとした現代アート展「ポスト体育の日。展」が長者町コットンビルにて開催。井藤 雄一 、加藤智子 、河村陽介、設楽陸 、杉山享平 、武藤勇が出展。

2020.07.24.Fri - 08.08.Sat | 長者町コットンビル(愛知|伏見)

 

現代美術グループ展「ポスト体育の日。展」が、「東京オリンピック2020」の開会式開催予定日であった7月24日(金・祝)〜8月8日(土)までの期間開催される。会場は、名古屋の新たなカルチャースポット・長者町コットンビル2F〜5F。

今企画展は、「東京オリンピックが延期された今もなお、祝日「スポーツの日」として取り残された7月24日(金祝)を記念する」という趣旨のもと、LIVERARY企画「小田島等夏目知幸二人展・コラージュ民芸運動」(同ビル1Fにて開催)ともに「問う、今日オリンピック」の一環として開催される。

 

参加作家は、名古屋を中心に活動する現代美術アーティストたち。井藤 雄一、加藤智子、河村陽介、設楽陸、杉山享平、武藤勇らが参加し、絵画、彫刻、映像、新しいスポーツからオリジナルなeスポーツまでが登場。

 


河村陽介の作品

 

デジタル画像や動画に意図的にエラーを起こし、破壊することを表現とするマッドサイエンティスト・井藤雄一は、延期された東京オリンピックとパラリンピックの実現しなかった競技場をグリッジされた動画で表現する「my zaha dream」を発表する。

 

 

未知なる触感や知覚をもとめつづける、未知のアーティスト・加藤智子は、体のパーツをを使った、体育表現を試みている。どんな作品に仕上がるのかは展覧会が始まるまではわからない。

 

 

バスの運転からゲームまでこなすマルチなメディアアーティスト・河村陽介は、自身が所有するバスをモチーフにしたeスポーツゲームを発表する。


 
また、妄想とトラウマの天才画家・設楽陸はオリンピックをテーマに妄想の絵画、ドローイング立体作品を。

 

 

あえて知らない部分を想像力とポップな色彩感覚で拡張する彫刻家・杉山享平は、オリンピクを楽しむ国民性を、ポップな彫刻で表現する。

昨年からなぜか鑑賞者によって作品が破壊され続ける不運なアーティスト・武藤勇は、昨年制作した「もやし卓球会場」を設置。もやし卓球強化選手を募集中。またバルセロナオリンピック当初に制作したフライングスイマーの展示(今回は参加型ではありません)など、スポーツやオリンピックに関連する作品が展示される予定。

 

 

<以下、ステートメント>

「ポスト体育の日。展」

感染者も日に日に増えてるし・・・。
なんだかいろんなことが止まってる
こんな数百年に一度しか起こらないと言われる状況だからこそ、クリエイティブな知覚がビンビン働く。

昨今のような、不測の事態な状況下では、アーティストやクリエイターに関係なく、誰もがクリエイティブな知覚が働くのではないだろうか。

さて、今年の体内時計の狂いかたは半端ない、その不思議なリズムの集大成がもうすぐやってくるのだ。

今年のオリンピックに合わせて、体育の日がスポーツの日に、10月の第2月曜日(2020年は10月12日)だったはずが→7月24日に時空が捻じ曲がる。

(そりゃあ「俺たち入れ替わってる」とか起こるよね。)と、この日は10月にタイムトリップできる日なのだ。

こんな感じで私たちの体内時計は、オリンピックや新型コロナウイルスの影響と合わせて狂いまくってて、それを私たちは今、キャリブレーション(正しく調整する)しようとしてるところなのではないだろうか。

そんな今、今日という時間と空間を、今生きている人たちと共有できたらと思う。

Text by 武藤勇(N-mark)

イベント情報

2020年7月24日(金祝)〜8月8日(土)
ポスト体育の日。展
会場:長者町コットンビル(2F〜5F)
営業時間:17:00~20:00(平日)/13:00~20:00(土日祝)
出品作家:
井藤 雄一、加藤智子、河村陽介、設楽陸、杉山享平、武藤勇、他
入場料:500円 ※完全予約制
チケット購入はこちら
予約:info@n-mark.com
詳細:https://www.facebook.com/events/225723275160476/
企画制作:N-mark  http://n-mark.com/pt/

posted by T.TAKEBE

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