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文化庁新進芸術家海外研修制度<在研>の成果発表展『DOMANI plus』が、愛知芸術文化センターと港まちで開催。長島有里枝、古橋まどか、大塚泰子、冨井大裕が展示。

2022.01.18.Tue - 03.12.Sat | 愛知芸術文化センター(愛知|栄)、Minatomachi POTLUCK BUILDING、旧・名古屋税関港寮(愛知|築地口)

 

20年以上に渡り開催されている、文化庁新進芸術家海外研修制度<在研>の成果発表展「DOMANI明日展」が、今年度は石巻、水戸、愛知、京都、広島の5会場で開催。愛知県では、『DOMANI plus @愛知「まなざしのありか」』として、愛知芸術文化センター、港まちを会場に、長島有里枝、古橋まどか、大塚泰子、冨井大裕の4名のアーティストによる展示が、1月18日から開催される。

 

愛知芸術文化センター会場では、これまで平面や立体などさまざまな技法によって空間における色の存在について考えてきた大塚泰子と、さまざまな既製品を見つめてその構造や造形を着想の起点に現代的な彫刻作品を制作し続けてきた冨井大裕の作品を展示。 2 人のアーティストの作品を見ることで、色彩や形体を ま なざすというシンプルな行為のさまざまなあり方を考え、これまでにないものの見方のヒントを得る機会になるだろう。(※愛知芸術文化センター会場は、1月23日までの開催。)

 

港まち会場では、これまでフェミニズム的な問題をテーマに創作に取り組んできた長島有里枝と、形ある物にはじまり、近年では形のないエネルギーとしての労働や身体に関心を持ち制作する古橋まどかの作品を展示します。長島は自身の母親と、また自身のパートナーの母親と共同で制作したタープとテント、その制作過程で撮影した写真によって会場を構成 。古橋はコロナ禍の愛知にて経験した家族の死、あらたな日課となった庭づくりに加え、瀬戸の鉱山への来訪などを経て、本年秋からの港まちでの滞在制作 「 MAT, Nagoya Studio Project vol.7 」 によって、自然史の延長に身体をとらえる新作を発表。2人のアーティストの作品を通して、時代という言葉では語りきれない個人史を軸にした視点とその対象を見つめる。

イベント情報

DOMANI plus @愛知「まなざしのありか」

【愛知芸術文化センター会場】
2022年1月18日(火)~1月23日(日)
開館時間:10:00–18:00(金曜は20:00まで:入場は閉館30分前まで)
会場:愛知県美術館ギャラリーJ(名古屋市東区東桜1-13-2)
入場:無料
www.aac.pref.aichi.jp

【港まち会場】
2022年1月18日(火)~3月12日(土)
開館時間:11:00–19:00(入場は閉館30分前まで)
会場:Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F : Exhibition Space(名古屋市港区名港1-19-23)
旧・名古屋税関港寮(名古屋市港区浜2-4-10)
休館日:日曜・月曜・祝日
料金:無料
https://www.mat-nagoya.jp/

企画:国際芸術祭「あいち」組織委員会(塩津青夏)、Minatomachi Art Table, Nagoya [MAT, Nagoya](青田真也、吉田有里)
主催:文化庁、国際芸術祭「あいち」組織委員会、港まちづくり協議会
協力:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会、KENJI TAKI GALLERY、MAHO KUBOTA GALLERY、Yutaka Kikutake Gallery、Yumiko Chiba Associates
制作協力:アート・ベンチャー・オフィス ショウ

posted by Y.KURODA

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