国内ファッションブランド・Sasquatchfabrix.による22-23秋冬コレクションのローンチイベント「労働者を大切に 〜“すずきけんじ”と“さすくわぁっちふぁ ぶりっくす”〜」巡回展が開催。期間は8月27日（土）〜9月11日（日）で会場はUNEVEN 二階特設会場。この巡回展は名古屋・高知・大阪で開催されるもの。

Sasquatchfabrix.が発表する22-23 秋冬コレクションテーマは「労働者を大切に / Value The Working Class」。
現代における仕事の意義を見出すべく、芸術家である鈴木賢二に焦点を当て版画作品を使用して制作されたコレクションだ。このコレクションの洋服は、鈴木賢二版画館「如輪房」の協力を得て制作された。

鈴木賢二は昭和の時代に版画家として活躍しただけでなく、彫刻家や漫画家としての顔も持っていた。前衛的な作品で近代美術史のなかでも存在感のある人物だ。平和を願い、農村で生活を営んでいる人々や都市部で忙しなく働く人たちを暖かく見つめ、日々を慎ましく、必死に生きる人たちの姿を作品のテーマに描き続けた。

今回の巡回展はローンチイベントとしてだけでなく、来場者が多角的な視点でこのイベントを捉えられるよう実物の作品群と合わせて展示される。なお、今回の巡回展ではその作品の販売も行われる。

版画作品がどのようにSasquatchfabrix.の洋服へと昇華されたのか？気になる人は是非訪れてほしい。