2018.05.26.Sat - | 伏見ミリオン座(愛知|伏見)
「ブギーナイツ」「ザ・マスター」などで知られるポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作、『ファントム・スレッド』が5月26日から伏見ミリオン座にて上映される。
1950年代のロンドン。唯一無二のデザインと職人技術で英国の高級婦人ファッション界の中心に君臨する仕立屋のレイノルズは、ウェイトレスのアルマと惹かれ合い、彼女を新たなミューズに迎える。レイノルズにとってミューズは創作に不可欠なインスピレーションと一時の癒しをもたらす存在、それ以上でもそれ以下でもないはずだった。しかし若く情熱的なアルマは、恐るべき愛の力でレイノルズの心に入り込み、彼が長年かけて築き上げた孤高の領域をかき乱していく―。
これまではカリフォルニアを主な舞台にアメリカの文化や歴史を象徴する人間ドラマを撮ってきたポール・トーマス・アンダーソンだが、本作では仕立屋とミューズの関係に着目し、第二次世界大戦後の英国オートクチュール界を背景に究極のラブストーリーを作り上げた。主人公のレイノルズ・ウッドコックを演じるのは、今作で俳優業の引退を表明しているダニエル・デイ=ルイス。撮影前の約1年間、裁縫師のもとで修業を積みながら、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』以来十年ぶり二度目のコラボレーションとなるアンダーソン監督の脚本執筆作業にも参加し、稀代のドレスメーカーを演じることに全身全霊を捧げた。本作でアカデミー賞®衣装デザイン賞を受賞したマーク・ブリッジスによる艶やかな衣装や、レディオヘッドのメンバーとして活動しながらアンダーソン監督作をはじめ数々の映画音楽を手がけてきたジョニー・グリーンウッドによる劇伴にも注目したい。
2018年5月26日(日)~
『ファントム・スレッド』
公式HP:http://www.phantomthread.jp/
監督: ポール・トーマス・アンダーソン
出演:ダニエル・デイ=ルイス、レスリー・マンヴィル、ヴィッキー・クリープス ほか
2017年/アメリカ/130分
配給: ビターズ・エンド/パルコ
ⓒ2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved
上映劇場:伏見ミリオン座(地下鉄[伏見]駅6番出口次角右へ1分)
http://www.eigaya.com/schedule/2week/
問:052-212-2437
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