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【短期集中連載】
鷲尾友公 a.k.a. わしんとん先生、ワシントンへ行く。
〜アメリカ滞在記Vol.2〜

Text & Photo by Tomoyuki Washio

 

7月23日 日曜日

昨夜は隣人の口論が聞こえてきて寝れなくなってしまったのだ。

すごい言い合いだった。これが外国か。

何度か二度寝してしまい起きたら10時半!!もう昼やん、、、日本でこんな事はしばらくなかったのに〜。ということでいきなり遅めの朝食をいただく。今日は少し暑さを感じる。日差しが強い。朝食後、作業場に設置するパネルの準備にとりかかるのだが。。。全く英語が通じず苦戦する。。。

そして遅めの昼食。もうお腹パンパン。パスタをいただく。散歩して近所のカフェへ。コーヒーとクッキーをいただく。

帰り道にスーパーへ寄って帰宅。コーラを買っておけば良かった。と思い、再び別のコンビニエンスストアへ。コーラを3本買って帰宅。徒歩往復15分程度。

こっちへきてから描く絵のエスキースを仕上げるためにほとんど歩いていないので、意識的に出かけるようにする。夕飯はハンバーグ。と味噌汁と白米、そして玄米。玄米は栄養度が高く玄米を強くお薦めされる。日本から持ってきた「ちんや」の湯呑みでお茶をいただく。その後少し制作。 

というか今日は眠れるだろうか。睡魔をキャッチして眠るしか無い。と思いつつ、ビールを飲みながらこれを書いている。寝るときにNetflixを見るのをやめて本を読んでみようと思う。明日は注文した木材が届きいよいよスタジオ内に壁をつくる。

うまくいくだろうか。。。

 


朝食。いつもありがとうございます


同居人のヤスちゃん(女性)。とても大人しい子


北区清水ちんやの湯呑みを持参でお茶


玄関からの風景。夜21:00でも明るい

 

7月24日 月曜日

7:00 

起床。昨夜は意識的に早寝してみたものの、何度か目が覚めてしまい熟睡できなかった。。。

近くの珈琲ショップでラテを購入 $5.25。

スタジオに戻り制作。今9時。少し眠い。

朝食をいただき12時まで作業。

急激に眠くなってきて少し寝る。日本は夜中に突入。

15:00 

買い出しへ出かける。 

URBAN ART WORKSという壁画会社?が塗料のサポートをしてくれるということで調達しに来たのだが。。。希望する塗料はそこには無く。。。

ベンジャミンムーアへ移動。購入。隣にたばこ屋を発見。フィルターを購入。$2.95

帰宅し、木工作業を試みるが雨が止まない。そして時間は18時。。。

「明日にしますか。」と申し出て明日からやる事に。今日やっておけば1日多く作業できたのだが。。。明日へ持ち越し。ということは1日締め切りが短くなる。締め切りは8月3日である。「何の?」と思われているかもしれないが、とにかく締め切りは3日で4日がレセプションであります。

夕食はカレー 玄米でいただく。 
その後制作しながらビールを飲む。

深夜2:00就寝。


8月1日にブロックパーティーが開かれる模様。気になる


創業70年近くの歴史ある珈琲ショップで毎朝


キッチンにいると潜ってくるヤスちゃん

 

7月25日 火曜日

8:00 目覚めの

9:00 起き。

近所の珈琲ショップでホットラテを購入 $5.25

今日から本格的に制作に入る(予定)。

朝食後届いた木材をカットしていく、下地を作る。クラーク(ホストファミリー)がもっている工具はRYOBIだった。寸法もインチとフィート。作業していて思ったのはインチは日本のセンチよりもサイズ感が大きくて気持ちが良い。だからアメリカのサイズはなんでも大きいのか。とおもう。いい意味で大雑把なサイズ感。レコードも12インチサイズ。続いて4枚のMDOボードを塗装する。日本とさほど活動が変わらない。というか場所が違うだけでほぼ同じ。

クラークが道具をとても大切にしている事にも改めて見習うべき事が多い。

15:00 遅めの昼食でハンバーガー。美味しい。

教えてもらった幾つかの英語も今はパッと思いだせない。塗装したボードを室内のスタジオに設置して一旦準備完了。近所のキンブル GOODWILLへ散歩。一通り店内を見て手ぶらで店を出る。

いつも日本で余計に物を買ってしまい苦笑いされてしまう光景を想像する。

帰宅後、大きな壁面ができたスタジオ。壁に囲まれ下書きをするべきだったのだがあっという間に24時!!「何をやっていたんだ自分は!」と思いながら明日の準備をし深夜2時就寝。

夕食が夜21時、深夜2時就寝〜朝8時起床の流れが出来つつある。

 


作品制作に取り掛かるための塗装作業


「道具は友達」と名言を残すクラーク。肝に命じますっ(できる限り)


謎のカプセルを近くのコンビニエンスで発見。いざという時の為に。。。

VOL.3へ続く

VOL.1はコチラ

鷲尾友公 / Washio Tomoyuki

愛知県生まれ。独学で絵画を学び、街との関係性を軸に人物や事象などと関わり合いながら、イラストやデザイン、アニメーションなどジャンルを問わず、制作活動を人間の自由な行為として捉え表現している。街や商店街でクロスジャンルなコラボレーターと音楽企画も展開する。手に目と鼻が描かれたオリジナルモチーフの「手君」を美術館や海外で発表するなど、活動は多領域にわたる。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」などがある 

https://www.instagram.com/washiotomoyuki/

Born in Aichi Prefecture. Based on his perception of art as a free human act, WASHIO Tomoyuki, a self-taught artist, engages with people and events centered on their relationship with the city to create works spanning illustration, design, animation and various other media irrespective of genre. He also develops music projects in shopping streets and other urban sites together with collaborators working in hybrid fields. His activities are multidisciplinary, including exhibitions at museums and international venues featuring Tekun, an original character with eyes and nose painted onto a hand. Major exhibitions include Aichi Triennale 2019.

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