2024.03.16.Sat - 03.31.Sun | 一宮市中心部周辺のまちなか(愛知|一宮)
愛知県・一宮市の「一宮市ウォーカブル空間デザインプロジェクト」の指針を踏まえ、“歩きたくなるまちなかの創出”を目指して、一宮市中心部のまちなか各所にアート作品を展示し、鑑賞体験とともにまちなかの魅力に触れるアートイベント「ICHINOMIYA ART WALK」が開催される。会期は、3月16日(土)~3月31日(日)。
一宮市の中心部は真清田神社の門前町として発展し、賑やかな参道として機能していた本町商店街、戦後境内に開かれた露店により形成された真清田神社前繊維街など、人々の活動の交差点としての息づかいが感じられる。そんな過去から現在へと入交っているまちなかを、アートを巡ることによって一宮市の新しい姿を垣間見ることができるイベントだ。
参加予定のアーティストは、国際芸術祭・あいちトリエンナーレ2019の円頓寺での壁画の記憶も鮮明に残る美術作家・鷲尾友公、SNSでマスキングテープの作品が話題となっている小宮太郎、ミラクルファクトリー・青木一将、谷薫、永田圭らにより結成されたアートユニット・
会場は、繊維を主軸に創造的なショップやアトリエを集めた・Re-TAiL、真清田神社前の旧繊維街の1つだった長屋、一宮市内で私設図書館”よみかけ文庫“移転先にオープン予定の「
ドアと思いきや、全てマスキングテープだった。小宮太郎さんのVirtualを神宮前のMAHO KUBOTA GALLERYで観た。 2月24日まで。 pic.twitter.com/0nHlCJTzb1
— 萩原幸也 ®️ (@onipro) February 14, 2024
THE NEWSPAPERS
また駅ビル1階の観光案内所では、三岸節子記念美術館主催で国際芸術祭・あいちトリエンナーレ2016で出展していた今村文の展示も開催中だ。こちらも合わせてチェックしてみてほしい。
2024年3月16日(土)~3月31日(日)
ICHINOMIYA ART WALK
会場:一宮市中心部周辺のまちなか
真清田神社楼門前長屋、CULTURAL SPACE 生存(旧モンベール3階)、書庫と〇〇(Re-TAiL 1階)
作家:
鷲尾友公
小宮太郎
THE NEWSPAPERS
主催:一宮まちなか未来会議
共催:セ・カ・イ(繊維・会館・一宮)建築チーム
運営:一宮まちなか未来会議 アート部会
協力:びびびの学校有志メンバー、よみかけ文庫、真清田神社、Re-TAiL
問い合わせ先:info.iwsdp@gmail.com
鷲尾友公
愛知県生まれ。独学で絵画を学び、街との関係性を軸に人物や事象などと関わり合いながら、イラストやデザイン、アニメーションなどジャンルを問わず、制作活動を人間の自由な行為として表現している。街や商店街でクロスジャンルなコラボレーターと音楽企画も展開する。手に目と鼻が描かれたオリジナルモチーフの「手君」を美術館や海外で発表するなど、活動は多領域にわたる。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」などがある。
小宮太郎
滋賀県大津市の共同スタジオ「山中 suplex」メンバー。「みること」の能動性をテーマに、人の視覚からの認知機能にアプローチしながら、絵画や写真作品、高速回転するオブジェや、空間を利用したトロンプ・ルイユ(騙し絵)的なインスタレーションなどを制作する。
ザ・ニュースペーパーズ
青木一将、谷薫、永田圭らにより結成。即興音楽の演奏バンドとして活動を開始。個々で美術作品を制作発表していたが、ジャムセッションのように作品を創り上げるようになり、2010年よりTHE NEWSPAPERS名義での作品発表を開始。
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