2020.10.04.Sun - 11.20.Fri | クラウドファンディング
“本屋に行きたくなる”を目標に、昨年11月に刊行されたフリーマガジン『読点magazine、』。その編集長である古賀詩穂子による新刊書店・TOUTEN BOOKSTOREの開業に向け、クラウドファンディングが開始された。締め切りは11月20日(金)まで。
ネットショッピングの普及、一般に言われる書籍離れ、また出版産業の複雑な構造、様々な要因により書店の閉業が続き、街から書店が消えつつある現状。本との出会いの場が少なくなっているそんな状況を打破し、書店が街に根付いてそこにあり続けるため何をしていけるのか、またこれから何をするべきかじっくりと模索していくプロジェクトとなっている。
リターン品には、かねてからデザインを依頼したかったというグラフィックデザイナー・廣田碧によるロゴのオリジナルグッズや、スポンサーとしてブックカバーに名前が印刷される権利、イベント参加チケットなどが用意される。
実際にこれから改装をしていく金山の店舗は、サヌキナオヤによる『読点magazine、』の表紙イラストと類似していたこともあり、一目惚れしたのだそう。
2階建てとなる店舗は1階が本屋・雑貨・カフェバーに、2階はコワーキングスペースやイベントスペースとなる予定。地域住民、遠方のお客様問わずそこにいるだけで楽しくなれる“場所”を提供していく。
クラウドファンディングの詳細、また本プロジェクトへの思いについて、ぜひこちらをチェックしてほしい。
2020年11月20日(金)まで
TOUTEN BOOKSTORE クラウドファンディング
詳細:https://readyfor.jp/projects/touten-bookstore
古賀詩穂子
1992年、愛知県生まれ。出版取次・日本出版販売で勤務ののち、本屋をつくるチーム「エディトリアル・ジェットセット」に転身し上京。地元・愛知で自ら本屋を経営するため今年5月にフリーとなり名古屋に戻る。2019年11月に本屋に行きたくなるフリーマガジン『読点magazine、』を刊行。本屋開業に向けて準備中。
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