2016.08.08.Mon | HUCK FINN(愛知|今池)
“ポスト・ブラックメタルの鬼神”と称されるバンド・kralliceが4年前の来日キャンセルから待望の来日ツアーを敢行。東京公演を皮切りに、名古屋・大阪にて開催される。名古屋公演は、8月8日(月)今池 HUCK FINNにて。共演には、同ツアーの主催者でもあるVampillia。そして、地元名古屋よりNOISECONCRETE×竜巻太郎、VMOの3組が出演する。
kralliceのサウンドは調和と不調和が融合したもので、しばしば多声的でもあり、催眠的な領域から閉所恐怖症的な領域までをカバーし、決して同じ演奏が繰り返されることがない。超絶的なテクニックと独創的な唯一無二の楽曲が特徴であり、縦横無尽に奏でられるトレモロギターの応酬は、聴くものすべてを圧倒する。彼らは創造のために音楽を作り、決して非音楽的であったり、社会問題を意識することはない。アバンギャルドでテクニカルな音楽性、緻密に練られた世界は、メタル・ファンのみならず全音楽ファンを虜にする可能性を秘めている。
ツアーの事前インタビュー内では、「旧曲はもちろん未発表の新曲を全日程で披露したい」と語っている彼ら。この機会に、kralliceの豪然たる世界観を全身で感じてほしい。
Krallice
2016年8月8日(月)
いいにおいのするKRALLICE JAPAN TOUR 2016名古屋編
会場:HUCK FINN (愛知県名古屋市千種区今池5丁目19−7)
時間:OPEN 18:00/START 19:00
料金:前売券3,500円 当日券4,000円(1Drink代別途必要)
出演:krallice / Vampillia / NOISECONCRETE×竜巻太郎 / VMO
チケット予約:「info@vampillia.com」に件名「チケット予約」と、本文に「カタカナで氏名・希望枚数・ご希望の日程」をご明記のうえお送りください。
また、各プレイガイドで発売中 チケットぴあ ローソンチケット e+
HUCK FINN 電話番号 052-733-8347
Krallice
2007年にNYで、Colin MarstonとMick Barrによって結成されたメタルバンド。Lev WeinsteinとNick McMasterがドラマーとベーシストとして早い時期から参加している。Colin Marstonは、レコードプロデューサーとしても活動しており、Liturgy、Jarboe、Nadja、Kayo Dot、Zs、Altar of Plagues などを手がけたことでも知られている。Mick Barrは、MOSSENEK、ORCRILIMでの活動の他、Zach Hill とのコラボレートや、JOHN ZORNのTzadikレーベル、 Mike PattonのIpecac Recordingsからのリリースなど、多岐に渡る活動で知られる凄腕ギタリストである。
2016年現在、Kralliceは、5枚のアルバムと1枚のEP、そしていくつかのカバーソングを発表している。
Vampillia
2005年に大阪で結成され、タスマニアギター、ノイズギター、魂だけファンキーベース、ピアノ、ストリングス、オペラのVelladon、きこりの恋幟モンゴロイド、ツインドラムの吉田達也(Ruins)と竜巻太郎(NICE VIEW、TURTLE ISLAND)、真部脩一ら10人(ときにはサポートなども含めた、それ以上)のメンバーからなるブルータル・オーケストラである。
NOISECONCRETE
昭和54年12月3日生まれ豊田市在住。グラインドコアバンドgang up on againstや、Π-pai、kocher、skullsなど多方面にて活動中。2007年頃から、より自由でエクストリームな表現として NOISECONCRETEを始動。主に自身のレーベルG13recordingsよりリリース。short,sharp,shock!なライブパフォーマンスを展開しつつ各地を巡る。
竜巻太郎
NICE VIEW、TURTLE ISLAND、APIOS、VAMPILLIA、トンズラ儲け 、PIGMEET STRUT、などのバンドで活躍する一方、ソロ活動も勢力的に行なっており、音楽制作やドラム教師などもこなす、奇想天外音楽家である。全てがおかしく無ければおかしいという哲学の元から—天災破壊竜巻太郎—という新たな人間性と可能性を見い出し、プラグマティズムを常に志す—ドラマー超えてドラムにもなれるようになったドラマーの1人。
VMO
Vampilliaの別編成プロジェクトとして派生したVMO(Violent Magic Orchestra)は、Vampilliaのメンバーに加えてピート・スワンソン(ex.Yellow Swans)、フランスのテクノプロデューサーのポール・レギンボー(Mondkopf、Extreme Precautions)、ビジュアル担当のKezzadrixが参加している。照明機材のストロボを駆使し、インダストリアル、テクノ、ノイズが融合した「架空の西暦2099年の世紀末音楽プロジェクト」を展開する。
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