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『雨の詩』: 世界が注目する次世代監督・蔦哲一朗が、16ミリ白黒フィルムで描き出した“魔術的映画体験”。 どう生きるか?今、自然に訊ねる。

2023.03.18.Sat - 03.24.Fri | シネマスコーレ(愛知|名駅)

 

ヨーロッパやアジアの映画祭で注目が高まる、フィルム撮影を貫きつづける蔦哲一朗監督による最新作『雨の詩』が、3月18日からシネマスコーレにて一週間限定上映される。

本作は、都会から移住してきたジンと地元民テラを主人公に、日本の片隅で静かに生きる男たちの自給自足生活を描いたもの。彼らが住む家として劇中で使用された「アースシップMIMA」は、環境への負担軽減が期待されるオフグリッドハウス(公共のインフラを必要としない建物)である。そんな異世界の空気感を漂わせる家で、のんびり生活をする彼らの日常は森や川の音につつまれ、大地と繋がっている。ノスタルジックかつ四次元的な映像が、観るものを自然の暗闇へと導き“魔術的映画体験”へと誘う。

16ミリ白黒フィルムの特性を最大限活かした神秘的な映像が評価され、同作品がマルセイユ国際映画祭に招待されるなど、世界的にも評価が高まっている蔦哲一朗は、かつてタルコフスキーやタル・ベーラ、蔡明亮などが確立した「スローシネマ」をアップデートしようと挑みつづけている。

 

イベント情報

2023年3月18日(土)~3月24日(金)
『雨の詩』
公式HP:https://www.amenouta-movie.com/
監督:蔦 哲一朗​
出演:須森隆文、寺岡弘貴
プロデューサー:増渕愛子
製作・配給:ニコニコフィルム
2021年/日本/ビスタサイズ/5.1ch/モノクロ/45分

上映劇場:シネマスコーレ(名古屋市中村区椿町8-12 アートビル1F)
http://www.cinemaskhole.co.jp
問:052-452-6036

posted by Y.KURODA

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