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青崎伸孝、阿部航太、蓮沼昌宏が港まちに滞在し制作・発表を行う、「MAT, Nagoya・スタジオプロジェクトvol.5」。トークイベントやワークショップも。

2019.07.27.Sat - 08.24.Sat | Minatomachi POTLUCK BUILDING(愛知|築地口)

アーティストやデザイナーの制作・発表をサポートする、名古屋・港町エリアの「MAT, Nagoya・スタジオプロジェクト」。727日(土)~824日(土)の間、オープンスタジオ期間として、スタジオを公開する。

名古屋港エリアでは、これまで空きスペースを活用したスタジオ事業や現代美術のギャラリー、アートプロジェクトの実施など、アートをはじめとした創造的な活動が行われてきた。港まちづくり協議会が主催するアートプログラム、Minatomachi Art Table, Nagoya [MAT, Nagoya] は、その素地を受け継ぎ、オープンスタジオとして、普段なかなか見ることのできないアーティストの制作現場や作品を公開する場を設けている。

5回目となる今回、港まちに滞在するのは、青崎伸孝(アーティスト)、阿部航太(デザイナー、文化人類学専攻)、蓮沼昌宏(アーティスト、記録写真家)の3名。それぞれ制作媒体や表現手法、活動地域は異なるが、フィールドワークや周囲の環境を読み解くような方法論で作品制作や表現を行っている。

期間中は、制作現場や滞在中に制作された作品の公開、各アーティストの制作や思考に触れることのできるトークイベントやワークショップを開催。トークイベントは合わせて3回開催され、名古屋めしや喫茶文化を数多く紹介しているフリーライターの大竹敏之×青崎伸孝、「あいちトリエンナーレ2019」にも出展するPort Bの主宰で演劇ディレクターの高山明×蓮沼昌宏建築的なアイデアが「建てること」を超えてどこにあり、あるべきか考え、「建築の居場所」を探るインディペンデントなリサーチ・プロジェクト・RADディレクターで建築リサーチャーの川勝真一×阿部航太3組が登壇。蓮沼昌宏によるワークショップでは、7コマの絵を描いて、その場でつなぎ、パラパラアニメーションを完成させ、出来上がったものを実際にスタジオで上映するワークショップも企画されている。

また、オープンスタジオ初日にはプロジェクト参加者3名によるトークイベントとポットラックパーティーも開催される。是非足を運んでみて欲しい。

 


阿部航太のスタジオ滞在風景


蓮沼昌宏《12島と港の物語 回遊式アニメーション|男木島》2016

イベント情報

2019727日(土)~824日(土)
オープンスタジオ期間
時間:11:0019:00(入場は閉館30分前まで)
会場:Minatomachi POTLUCK BUILDINGほか
休館日:日曜、月曜
料金:無料
http://www.mat-nagoya.jp/exhibition/4732.html

【オープンスタジオ期間中のイベント】
参加費:無料

2019727日(土)
トークイベント「フォーチュンクッキーや名古屋めしを通して歴史をマッピングする。」
時間:14:0016:00
登壇者:青崎伸孝、大竹 敏之(フリーライター)
定員:15名(要予約)

2019727日(土)
スタジオプロジェクト参加者によるトーク/ポットラックパーティー(持ち寄り歓迎)
時間:17:0018:30(スタジオトーク)、18:30~(ポットラックパーティー)

2019730日(火)
トークイベント「記録と物語ること/急にでてきた鳩を撃つ」
時間:19:0020:30
登壇者:蓮沼昌宏、高山 明(Port B/演劇ディレクター)
定員:30名(予約不要)

201986日(火)
上映会+トークイベント「街は誰のもの? ーブラジルで出会ったグラフィティからの問い掛けー」
時間:19:0021:30
登壇者:阿部航太、川勝真一(RADディレクター/建築リサーチャー)
定員:30名(予約不要)

2019810日(土)
ワークショップ「パラパラ・ポットラックアニメーション」
時間:14:0016:00
登壇者:蓮沼昌宏
定員:10名(要予約)

予約方法
メール(info@mat-nagoya.jp)にて、氏名・連絡先・参加人数を明記のうえ、各イベント前日までにお申込みください。
定員になり次第、受付を締切。

青崎伸孝
1977年鹿児島県生まれ、ニューヨーク在住。ニューヨークを拠点に、日々の時間の中で発見した物、まちで出会う人々やできごととの接点から、社会の構造や、人びとのコミュニケーション、都市や場所性について考察する制作・パフォーマンス活動を行っている。主な展覧会に「An Evening with VECTOR」(ホイットニー美術館、ニューヨーク、アメリカ、2018年)「茨城県北芸術祭」 (2016年)、「at the moment」(statements、東京、2016年)、「Crossing Brooklyn」(ブルックリン美術館、ニューヨーク、アメリカ、2014年)などがある。
www.nobutakaaozaki.com

阿部航太
デザイナー、文化人類学専攻。1986年埼玉県生まれ、東京都在住。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校卒業後、廣村デザイン事務所入社。同社退社後、「デザイン・文化人類学」を指針にフリーランスとして活動をはじめる。2018年10月から約半年間、ブラジル・サンパウロに滞在し、現地のストリートカルチャーに関する複数のプロジェクトを実施。帰国後、阿部航太事務所を開設し、ストリートイノベーションチーム「Trash Talk Club」にも参画。アーティストとデザイナーによる本のインディペンデントレーベル「Kite」のメンバーでもある。
abekota.com

蓮沼昌宏
アーティスト、記録写真家。1981年東京都生まれ、愛知県在住。物語や夢、イメージの自律性などをテーマに、19世紀後半に考案されたフリップ・ブック(パラパラマンガ)の原理で絵が動く装置「キノーラ」を用いたアニメーションや写真、絵画を中心に制作している。主な展覧会に、「瀬戸内国際芸術祭」(香川、2019年)、「21st DOMANI・明日展」(国立新美術館、東京、2019)、「数えることによって獲得するもの」(gallery N、愛知、2019年)、「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟、2015年)などがある。
www.hasunuma-masahiro.com
hasunumamasahiro.blogspot.com

posted by H.USAMI_LIVERARY

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