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港まちエリアのアーティスト滞在制作プロジェクトが公開期間へ。『NEUTRAL COLORS』編集人・加藤直徳とデザイナー・加納大輔による公開編集会議、GOFISHの屋上ライブ、カレーイベント、大田黒衣美トークイベントが開催。

2020.09.26.Sat - 10.03.Sat | Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F: Exhibition Space、NUCO(愛知|築地口)

 

港まちエリアにアーティストが滞在、制作、発表を行う「MAT, Nagoya・スタジオプロジェクト vol.6」のオープンスタジオ期間が、9月29日(火)からスタートする。

現在、滞在し制作を行っているのは、上田良(アーティスト)、大田黒衣美(アーティスト)、加納大輔(グラフィックデザイナー)、テライショウタ(アーティスト、ミュージシャン)の4名。

オープンスタジオ期間スタートに伴い、滞在アーティストによるイベントが続々と開催される。

 

 

加納大輔によるワークショップ「デザインの方法を考える」では、参加者がアイデアを持ち合いアウトプットの方法を考え、ZINEや作品集などのブックデザインをはじめとしたグラフィックデザインの可能性を探る(9月26日(土)開催)。

また、加納がデザインを手掛けた、オフセット印刷とリソグラフ印刷を融合させた新型オルタナティブマガジン『NEUTRAL COLORS』の企画イベントとして、『NEUTRAL 『TRANSIT』の編集者・加藤直徳をゲストに迎え、『NEUTRAL COLORS』第2号の公開編集会議が開催される(9月29日(火)開催)。

 


写真左:加藤直徳、右:加納大輔

 

9月26日(土)は、テライショウタによるカレーのイベント「カレー&シトラス」も開催される。テライショウタによるスパイスカレー、まちの社交場・NUCOのメンバーである、マイマイによるオリジナルレモンケーキ登場。テライが滞在期間中に募集した歌詞をもとに作曲した曲を、NUCOメンバーとともに披露するスペシャルライブの時間も。

 

 

大田黒衣美を知るためのトークイベント「猫とガムとお茶の会」が10月2日(金)に開催。ゲストに秋吉風人(アーティスト/名古屋芸術大学 准教授)、小野美恵子See Saw gallery + hibit)、小島章義(アーティスト)、能勢陽子(豊田市美術館 学芸員)、結城加代子KAYOKOYUKI)らを迎え、「アーティスト・大田黒衣美」に迫る。

 

 


大田黒衣美

 

スタジオプロジェクト最終日10月3日(土)には、港まちをテーマに楽曲制作を行ってきたテライショウタが、GOFISHのライブを開催。まちの風景やお店、人びととの合作など、滞在中に制作した楽曲を屋上ライブ形式で披露する予定だ。

 

GOFISH

イベント情報

2020年9月29日(火)〜10月3日(土)
「MAT, Nagoya・スタジオプロジェクト vol.6」オープンスタジオ期間
会場:Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F: Exhibition Space、NUCO
時間:11:00–19:00(入場は閉館30分前まで)
入場:無料

2020年9月26日(土)
加納大輔|ワークショップ「デザインの方法を考える」
時間:14:00–16:00
会場:Minatomachi POTLUCK BUILDING
定員:5名(要予約)
参加費:無料

2020年9月26日(土)
テライショウタ×マイマイ|イベント「カレー&シトラス」
(*カレーとレモンケーキはなくなり次第終了)
時間:11:00-18:00[ライブ17:00-18:00]
会場:NUCO
定員:ライブ10名(予約不要 *先着順)
参加費:無料(飲食代は別途かかります)

2020年9月29日(火)
『NEUTRAL COLORS』第2号 公開編集会議
時間:19:00–20:00
会場:Minatomachi POTLUCK BUILDING
定員:10名(要予約)
参加費:無料

2020年10月2日(金)
大田黒衣美|トーク「猫とガムとお茶の会」
時間:19:00–20:30
会場:Minatomachi POTLUCK BUILDING
定員:10名(要予約)
参加費:無料
トークゲスト:秋吉風人(アーティスト/名古屋芸術大学 准教授)、小野美恵子(See Saw gallery + hibit)、小島章義(アーティスト)、能勢陽子(豊田市美術館 学芸員)、結城加代子(KAYOKOYUKI)ほか

2020年10月3日(土)
テライショウタ|イベント「GOFISHの屋上ライブ」
時間:17:00–18:00
会場:Minatomachi POTLUCK BUILDING 屋上(雨天の場合は屋内での開催)
定員:15名(要予約)
参加費:無料

予約方法:メール(info@mat-nagoya.jp)または電話[052-654-8911(港まちづくり協議会)]にて。参加希望のイベント名、氏名・連絡先・参加人数をお知らせのうえ、各イベント前日までにお申込みください。定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。

新型コロナウイルスの感染状況によっては、変更や中止の可能性があります。最新情報については、ウェブサイト・SNSでお知らせします。

上田 良 Yaya Ueda
アーティスト
1989年大阪府生まれ、神奈川県在住。自作のオブジェを撮影した写真作品をはじめ、版画やドローイング、コラージュなど幅広い制作を行いながら、アーティストユニット「THE COPY TRAVELERS」の一員として「複製」という手法の可能性について実験を試みている。近年の主な個展に「空間連動朝機」(gallery TOWED、東京、2019年)、「A Magpie’s Nest」(galerie16、京都、2018年)、「めくるめくらむ」(awai art center/信州大学附属図書館、長野、2017年)、「Small Scenery」(YEBISU ART LABO、愛知、2016年)などがある。これまでに「群馬青年ビエンナーレ2019」奨励賞、「VOCA展2017」VOCA奨励賞、「写真新世紀展2015」佳作賞を受賞。
yayaueda.com

大田黒衣美 Emi Otaguro
アーティスト
1980年福岡県生まれ、愛知県在住。日常に潜む説明しがたい出来事や、正気と狂気の狭間にあるような人間の精神のあり様をテーマに、チューイングガムやうずらの卵の殻など、ストーリーに合わせてさまざまな素材を用い、絵画や立体、写真などの作品制作を行う。2019年3月から1年間、文化庁新進芸術家海外研修制度を受け、ドイツ・ベルリンに滞在。主な展覧会に、個展「spot」(KAYOKOYUKI、東京、2017年)、「THE ECHO」(高崎シティギャラリー、群馬、2016年)、個展「project N 55」(オペラシティ・アートギャラリー、東京、2014年)などがある。これまでに、「ALLOTMENT トラベルアワード2016」グランプリ、「アートアワードトー キョー 2008」グランプリを受賞。

加納大輔 Daisuke Kano
グラフィックデザイナー
1992年愛知県生まれ、東京都在住。2019年よりフリーランスとして活動をはじめる。オフセット印刷とリソグラフ印刷を融合させた、オルタナティブな雑誌『NEUTRAL COLORS』や、映画・音楽・文学・美術・写真・サブカルチャーの領野を横断する批評誌『エクリヲ』などのアートディレクションのほか、ブックデザインを中心にデザインを行う。また『NEUTRAL COLORS』ではデザインに留まらず、特集の内容、リソグラフやシルクスクリーン印刷、グッズ製作などのディレクションも行っている。
daisukekano.com

テライショウタ Shota Terai
アーティスト、ミュージシャン
1973年岐阜県生まれ、愛知県在住。1995年に結成したハードコア・パンクトリオ「NICE VIEW」のギター/ボーカルをつとめる一方(現在は活動休止中)、2000年頃より歌とギターをメインとしたソロプロジェクト「Gofish」を始める。Gofish名義では、これまでに5枚のアルバムをリリース。ライブやリリースの活動を続けている。またイ・ランや柴田聡子など、さまざまなアーティストとのコラボレーションも多数行っている。名古屋港を舞台にした音楽とアートのフェスティバル「アッセンブリッジ・ナゴヤ」に、2017年、2018年、2019年参加。近年では、音楽とスパイスの宴「カレー・ミーティング」や「カレーとノイズ、その他」を主催するなど、活動の幅を広げている。

posted by H.USAMI_LIVERARY

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