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抽象画の先駆者として知られる、ピート・モンドリアンの展覧会が豊田市美術館にて開催。日本では23年ぶりの回顧展。

2021.07.10.Sat - 09.20.Mon | 豊田市美術館(愛知|豊田)

 

ピート・モンドリアン《大きな赤の色面、黄、黒、灰、青色のコンポジション》1921年 油彩、カンヴァス デン・ハーグ美術館
Kunstmuseum Den Haag

 

20世紀の絵画史でも重要な役割を持つ抽象画家、ピート・モンドリアンの展覧会が豊田市美術館にて2021年7月10日(土)〜9月20日(月)まで開催される。

ピート・モンドリアンは、1872年にオランダで生まれ、垂直水平の線と、三原色、無彩色のシンプルな構成で描かれたコンポジションシリーズを数多く生み出した作家として知られている。

本展では、オランダのデン・ハーグ美術館所蔵品を中心としたモンドリアン作品約50点と、国内外美術館から借用する関連作家作品を展示する。

 

ピート・モンドリアン乳牛のいる牧草地≫ 1902-05年 油彩、紙、厚紙  デン・ハーグ美術館
Kunstmuseum Den Haag

 


ピート・モンドリアン 《格子のコンポジション8-暗色のチェッカー盤コンポジション》1919年 油彩、カンヴァス
Kunstmuseum Den Haag

 

抽象的な作品を描き始める以前は多くの風景画を手掛けており、初期の風景画にはじまり、神智学やキュビスムを取り入れてコンポジションへと至った、とされるモンドリアン

1917年には美術雑誌「デ・ステイル」を創刊し、あわせて結成されたグループによって「新造形主義」を掲げた造形運動を行った。造形運動の中心作家として活動した、建築家のテオ・ファン・ドゥースブルフや、「赤と青の椅子」の作品で知られるヘリット・トーマス・リートフェルトら関連する作家作品も展示される。

代表的な「コンポジション」シリーズに至るまでのモンドリアンの生涯を追ったと言える今回の展覧会。各時代の作品群を堪能しながら、抽象絵画の成り立ちを辿ってみてはいかがだろうか。

 

イベント情報

2021年7月10日(土)~9月20日(月)
モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて
会場:豊田市美術館
時間:10:00〜17:30(入場は17:00まで)
休館日:月曜日(8月9日、9月20日は開館)
観覧料:一般1,400円(1,200円) / 高校・大学生1,000円(800円) / 中学生以下無料
*()内は前売り及び20名以上の団体料金。障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)、豊田市内在住又は在学の高校生及び豊田市内在住の75歳以上は無料(要証明)
前売券:ローソンチケット [Lコード43232]
主催:豊田市美術館、日本経済新聞社、テレビ愛知

posted by K.NAKASHIMA_LIVERARY

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