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70〜80年代NYに巻き起こったノー・ウェイブ・ムーヴメントの旗手、ジェームス・チャンス。その恋人、アーニャ・フィリップスの写真展が名古屋へ巡回。

2016.03.10.Thu - 04.05.Tue | unlike.(愛知|栄)

 

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NYのノー・ウェイブ・カルチャーを写し出した、アーニャ・フィリップスの写真展「Black & White Portraits of James Chance by Anya Pillips Photo Exhibition」が、3月10日(木)〜4月5日(火)まで栄のセレクトショップ・unlike.にて開催される。本展は、原宿・VACANTからの巡回展となる。

1970年代後期から80年代中期のニューヨークで、パンクロック、実験音楽、実験映像、パフォーマンス・アート、コンテンポラリー・アートといった多様な要素が交わりながら沸き起こっていった “NO WAVE(ノー・ウェイブ)” という事象。その渦中、自由奔放なステージパフォーマンスを行い注目を集めた、サクソフォン奏者のジェームス・チャンス。そして彼の恋人でありマネージャーで、ジャケットアートワークなども手掛けるなど多才ぶりを発揮した女性、アーニャ・フィリップス。

ジェームスのバンド(ジェームス・チャンス・アンド・コントーションズ)が解散後、彼女は、アートキュレーターのディエゴ・コルテスらとナイトクラブ『マッド・クラブ』を立ち上げ、運営。ルー・リードマドンナといったセレブリティーから当時はまだ若手アーティスト・バスキアキースヘリングなど、さまざまな顔ぶれが夜な夜な集まり、まさに伝説的ナイト・クラブとなっていった…。

 

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「ジェームス・チャンス・アンド・コントーションズ」は、即興ジャズとファンクのリズムを混合させた風変わりな演奏で人々を魅了し、ときに観客への暴力すら伴う自由奔放なステージ・パフォーマンスで衆目を集めた。
©Anya Phillips/Courtesy of Vacant

 

当時のNYアンダーグラウンド・カルチャーに多大なる影響を及ぼしながら、26歳という若さでこの世を去った、アーニャ・フィリップス。今展覧会ではアーニャが撮影し、彼女の死後、ジェームスが保管していた貴重なポートレイト写真を公開。また、あわせて刊行される写真集のほか、トートバッグ、写真集未収録の写真を使用したTシャツ、BUY(’79)LPの特装版も販売予定。また、3月12日(土)夜からは同会場にて、DJらが出演するオープニングパーティーも企画されている。

 

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©Anya Phillips/Courtesy of Vacant

イベント情報

2016年3月10日(木)〜2016年4月5日(火)
Black & White Portraits of James Chance by Anya Pillips Photo Exhibition at unlike.
会場:unlike.(名古屋市中区栄3-31-25サンテアビタシオン402)
営業時間:12:00~20:00
定休日:水曜日

2016年3月12日(土)
Opening Party

会場:同上
時間:19:00 – 23:00
料金:入場無料
DJ:Suzy、Y、.
出店: KAKUOZAN LARDER

詳細・問:unlike. TEL 052-262-6696

posted by LIVERARY

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