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【短期集中連載】
鷲尾友公 a.k.a. わしんとん先生、ワシントンへ行く。
〜アメリカ滞在記Vol.6〜

Text & Photo by Tomoyuki Washio

 

8月5日 雨というか曇り

特に予定も無いというか制作をする日にする。天気も曇り。ここ部屋に鎮座していた壁(作品)も搬出して随分と広くなった。作品も搬入を終え静かな1日。制作する。シアトルに来て初めての静かな日。

そして

20:00 粟津ケン・娘ちかちゃん、やってくる。

 


家を見て散歩。家が可愛い。住みたい。


貸出中の家発見。可愛い。借りたいっ。


タバコ屋まで散歩。売ってる色々が色々で楽しそう。


駐車場にカート一つ。よく見る光景。


ゆとりのある空間に家。日本のどこぞのオープンなんたらとは次元が違いすぎます


数十メール歩けばヴァナゴン。可愛い。乗りたいっ。

以下、観光メイン

8月6日 曇り

9:00 起床

車で出発

Wing Luke museumへ。

「BATER MY FRIEND」ブルースリーが残した言葉。

チャイナタウンにあり、アジア系移民の歴史と文化を紹介する美術館。日本人がシアトルでどのように生きて来たか的な内容なのだろう。深い。。。(軽い。。。)

美術館の近所にある中華料理で食事。美味。

Jade Garden Restaurant

その後車で移動 SEATTLE ART MUSIUM(シアトル美術館)で展示を見る。

古代から現代まで。ウォーホール観れたのよかった。圧倒的な作品数。

黒人のペインター(ガーナ出身)のAmoako Boafoの展覧会も同時開催していた。とても良い。。

やられる。

その後、スーパーで買い出し、そして食事。

21:00 1984年から毎年8月6日に開催されているというFrom HIROSHIMA to HOPEという団体による灯篭流しを湖まで観に行く。少し散歩。劇場(ミニシアター)を見つけた。次回公演のポスターを見たのだが。。。

タイトルが。。。

「TITANISH」what’s titanish?!?
〜〜shという言い方がどうやら流行っているらしい。。

時期的に鑑賞する事ができず残念。

22:30 帰宅。

 


ダウンタウンにある中国料理の人気店。来店の名簿のこのラフさも良い。


街中を散歩。コロナの影響で随分とお店が閉店してしまい、、治安もそこそこに悪かったそうです。。。


シアトル美術館でウォーホール。


多種多様のチーズ達。最高です。

グリーンレイクにあるミニシアター。雰囲気ありすぎ。

8月7日 曇り→晴れ

9:00 起床 

買い出し

ワシントン大学で作品を確認する。

大学近くでハンバーガー。

シアトルは壁画文化が盛んであり、壁画を中心としたストリートも実際にあるそうで、そこを見に行く。見に行った先にgoodwillがあり物色。ここのgoodwill最高すぎてここで働きたい。壁画よりもこちらの店舗の衝撃が強く。。。

帰宅

仮眠

18:30 TIMと食事ににダウンタウンまで。UBER TAXIを利用する。

やって来た車はテスラ。初テスラ。車内シンプルそしてヘッドボードもタブレットのみ。

ドライバーがエチオピア人とわかるやいなや粟津ケンさんと車内で対談が始まった。

会話を聞いているうちにあっというまにダウンタウンへ。

シアトルに来てから、ほぼホームステイ先のスタジオがメインの生活圏だったのもあり、随分と若者で賑わっている街という印象。どこか落ち着く。制作中よく聞いていた日本のバンドのMONOもライブしに来たというライブハウスも見れた。そしてニルバーナもいつかここを歩いてライブをしていたんだろう。良い。

TIM、 タクサン、 ヨウ、粟津親子とダイナーで食事。美味。

散歩。涼しい。シアトルは公園が多い。どこぞ(久屋)の公園とは違い芝生も綺麗。

緑が綺麗。公園から対岸に見えるマンションもかっこいい。家賃は30万〜。

こっちに住む事があるとすれば気合を入れてこのマンションにする。(願望)

タクサンと別れTIMにバス停まで送ってもらいバスで帰宅。

24:00 就寝

 


シアトルのキンブル「GOODWILL」私は小さい椅子を買いました。3ドル。
 手君発見!!


至る所に表現があり。


本気のブロックパーティーも開催されたそう。


Sleep well!!

 

8月8日 曇り


モーニングヴァナゴン。

6:00〜結局9:00 起床。

朝 clarkとHOME DEPOT。こちらのホームセンター、規模がデカすぎる。

DIMMER→調光器 を購入 30ドル

作業していて思ったのはインチで作業するとサイズ感の感覚が大きくなり、この大雑把な感が
非常に自分に合っているという気がした。1センチメートルの小さな世界より1インチの感覚で生きてみる。というニュアンス。1インチ〜1FT。


アメリカでも木材は高騰中なのでしょうか?円換算すると。。。

12:00 ドライブ、KURT COBAINの終焉の地に向かう。ヴィレッタパークへ。

自宅の前に小さい公園があり、その中央にポツンと一つベンチ。

KURT COBAINはよくこのベンチに座っていたのだという。。ベンチから湖が少し見える。

とても静かな場所。ここで27歳だった青年は自ら命を絶った。とされている。


とうとうここまでやってきました。レイクワシントンにほど近いカートコバーンの最終地点。ヴィレッタパーク。


カートコバーンもこの湖を眺めていたのだろうか。。ちなみに高級住宅街。

 

ダウンタウンに出てメキシコ料理。 MOLE という料理がうまい!とClarkの激推しがあったので注文。「チョコレートソース?」味噌のような。。美味。タコスも食べる。

ヨウの職場のArgosy Cruisesに乗船するために港へ移動。
ヨウの演説も最高だった。1時間ほど湾を一周する。

シアトル最後の晩御飯の時間、の前に 最後の夕暮れ。あ〜、明日には帰国か〜と、ビールを飲みながら。滞在制作の最終夜というのはいつも切ない。空も切ない。すべてが淡く見てる瞬間がある。ここで起きた事。(ほぼ制作だったが。。)その道中の日本とのやりとり。普段言えない事も異文化に触れると言えたり。そうでもなかったり? 部屋も徐々に片付けつつ。初めて来た時と同じ状況になっていく感じとか。

粟津さんがギリシャ料理をuber eatsで。ギリシャは物事の始まりの土地。言葉も文化も食事もという事でギリシャにいけばこんな美味しい食事が食べられるのか。という事でギリシャに行きたくなった。 仕事を終えたユウもくる。とてもよく喋る。

23:00 ヨウ帰宅。
少しだけ荷造り開始。

 


アメリカの画材屋は気合いの入り方が違います。これだけでもアメリカに住みたい。


粟津さんに連れて行ってもらったメキシコ料理で。美味。。。また食べたい。。。


伝統的なメキシコ料理。美味しっ!!


ヨウのアテンドでベタな観光もさせてもらえました。ありがとう!


Uberでギリシャ料理。。。美味すぎます!ギリシャに行きたい。。。

 

VOL.7へ続く

VOL.1はコチラ
VOL.2はコチラ
VOL.3はコチラ
VOL.4はコチラ
VOL.5はコチラ

 

鷲尾友公 / Washio Tomoyuki

愛知県生まれ。独学で絵画を学び、街との関係性を軸に人物や事象などと関わり合いながら、イラストやデザイン、アニメーションなどジャンルを問わず、制作活動を人間の自由な行為として捉え表現している。街や商店街でクロスジャンルなコラボレーターと音楽企画も展開する。手に目と鼻が描かれたオリジナルモチーフの「手君」を美術館や海外で発表するなど、活動は多領域にわたる。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」などがある 。(写真:太田好治)

https://www.instagram.com/washiotomoyuki/

Born in Aichi Prefecture. Based on his perception of art as a free human act, WASHIO Tomoyuki, a self-taught artist, engages with people and events centered on their relationship with the city to create works spanning illustration, design, animation and various other media irrespective of genre. He also develops music projects in shopping streets and other urban sites together with collaborators working in hybrid fields. His activities are multidisciplinary, including exhibitions at museums and international venues featuring Tekun, an original character with eyes and nose painted onto a hand. Major exhibitions include Aichi Triennale 2019.

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