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ディアスポラ=民族離散の問題をテーマにした現代美術の展覧会が岐阜県美術館で開催中。

2017.11.10.Fri - 01.08.Mon | 岐阜県美術館(岐阜|岐阜市)


ランダ・マッダ《ライト・ホライズン》 © 2012 Randa Maddah

 

紛争や災害などに巻き込まれ、故郷を追われて戻れずにいる人々に寄り添い、奪われた故郷と世界に向けてメッセージを発信しつづける現代美術のアーティストたちの作品を紹介する展覧会『ディアスポラ・ナウ! ~故郷(ワタン)をめぐる現代美術』が、2018年1月8日まで、岐阜県美術館にて開催中。

古代ギリシャ語に由来する「ディアスポラ」という言葉は、種など「まき散らされたもの」を意味し、離れた地で芽吹きをもたらすことも含意していたが、大戦後、ユダヤ人の「民族離散」の歴史を表現するようになった。現在に目を移せば、中東情勢は泥沼化する地域を生み出し、世界各地で巨大な天災がおこっている。戦争や災害によって避難民は、彼らは故郷を追われ、離散し、それぞれの地に移り住みながらも、同じ地への帰属意識を持ち続けている。ディアスポラの問題は、国家の枠組みを超えて、故郷(ワタン)を問い直すことへとつながることであろう。

本展では、中東地域にゆかりのあるアーティストを中心に、ラリッサ・サンスール、アクラム・アル=ハラビ、ランダ・マッダなど、6組の作家による作品約30点を展示する。

イベント情報

2017年11月10日(金)~2018年1月8日(月祝)
ディアスポラ・ナウ!〜故郷(ワタン)をめぐる現代美術
会場:岐阜県美術館 岐阜県岐阜市宇佐4−1−22
時間:10:00~18:00 (入場は17:30まで)
12月15日(金)は20:00まで開館(入場は19:30まで)
休館日:11月27日(月)、12月4日(月)、11日(月)、18日(月)
年末年始の休館2017年12月25日(月)から2018年1月2日(火)
※1月3日(水曜)より開館します
入場料:一般当日 900円(800円)/大学生当日 700円(600円)/高校生以下無料
※()内は20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方およびその付き添いの方(1名まで)は観覧無料
問:058-271-1313 http://www.kenbi.pref.gifu.lg.jp/index.php

posted by Y.KURODA

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