2016.04.09.Sat - 05.29.Sun | 静岡市美術館
20世紀を代表するイギリスの陶芸家ルーシー・リーの展示が4月9日より静岡市美術館で開催される。
ルーシー・リー(1902-1995)は、ウィーンの裕福なユダヤ人家庭に生まれた。ウィーン工芸美術学校で陶芸家を志し、国際的な展覧会で高い評価を得ていくものの、戦争へと向かう時代の流れを受け、1938 年イギリスへの亡命を余儀なくされる。以後ロンドンの自宅に工房を構え、半世紀以上にわたり制作を続けた。轆轤によって生み出される優美で緊張感のあるフォルム、象嵌や掻き落としなどによる独自の文様、釉薬のあたたかみのある色調など、彼女ならではの造形世界は、国や世代を超え多くの人々を魅了し続けている。
本展では展示作品の大半が日本初公開となるほか、今回新たに発見されたウィーン時代の作品も紹介。初期から晩年にいたる約200 点の作品で彼女の足跡を辿りその魅力に迫る。
尚、同館が全国巡回の最終会場となる。
ルーシー・リー≪青釉鉢≫1980年頃 個人蔵 Estate of the artist 撮影:伊奈英次
ルーシー・リー≪陶製ボタン≫1940年代 個人蔵 Estate of the artist 撮影:大屋孝雄
2016年4月9日(土)~5月29日(日)
没後20年 ルーシー・リー展
会場:静岡市美術館 静岡県静岡市葵区紺屋町17−1
開館時間:10:00~19:00 ※入場は閉館30分前まで
休館日: 月曜日( ただし5月2日(月)は開館)
観覧料: 一般1000円 大高生・70 歳以上700円 中学生以下無料
問: 054-273-1515
http://shizubi.jp/index.php
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