2017.03.22.Wed - 06.04.Sun | 東山植物園温室後館(愛知|東山公園)
アーティスト、中村裕太による「タイル植物園|熱帯植物の観察術」が東山植物園温室後館にて6月4日まで開催中。
中村裕太は1983年生まれ。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点から陶磁器、タイルなどの学術研究と作品制作を行っており、昨年開催された「あいちトリエンナーレ2016」にも参加した。
本展は、植物園内の粘土をベースに、温室内植物の剪定枝等を灰にして混ぜた釉薬をかけてタイルを制作し、温室内の植物とともに展示するもの。普段私たちが植物園で名前、産地などの情報と合わせて鑑賞しているのとは違った、植物の見方を広げてくれるだろう。
また、5月7日(日)と6月4日(日)には、中村裕太と愛知県美術館学芸員で2015年に開催された「芸術植物園」の企画をした副田一穂によるギャラリートークも開催される。
2017年3月22日(水)~ 6月4日(日)
東山動植物園開園80 周年記念事業
中村裕太「タイル植物園|熱帯植物の観察術」
会場:東山植物園温室後館 名古屋市千種区東山元町3丁目70
開館時間:9:00~16:30(閉館は16:50)
休館日:月曜日 ※ただし3/27・4/3・4/10・5/1 は臨時開園
入園料:大人(高校生以上)500円 中学生以下無料
問:052-782-2111
http://www.higashiyama80.net/
【ギャラリートーク(中村裕太+副田一穂)】
2017年5月7日(日)、6月4日(日)
13:00-/15:00-(各回30分程度)
参加自由・無料
中村裕太
1983年東京生まれ、京都在住。2011年京都精華大学芸術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。博士論文「郊外住居工芸論―大正期の浴室にみる白色タイルの受容」。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点から陶磁器、タイルなどの学術研究と作品制作を行なう。最近の展示に「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために」(森美術館、2013年)、「第8回アジア・パシフィック・トリエンナーレ」(クイーンズランド・アートギャラリー、2015年)、「第20回シドニー・ビエンナーレ」(キャレッジワークス、2016年)、「あいちトリエンナーレ2016」(愛知県美術館、2016年)など。工芸を作り手の視点から読み解き、その制作の方法を探る教育プログラム「APP ARTS STUDIO」を運営している。
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