2016.09.28.Wed - 10.11.Tue | PRIZE(愛知|名古屋)
手作り傘のブランド「Coci la elle(コシラエル)」の新作「三月の雨」巡回展が、9月28日(水)〜10月11日(火)の期間、名古屋PRIZEにて開催中。
Coci la elleは日傘作家・デザイナーのひがしちかが主宰する、オリジナルの傘とスカーフのブランド。日傘をキャンパスに見立て、ひとつひとつ手描きの絵柄や刺繍を施した一点ものの日傘を製作している。現在は絵や写真のプリント生地での雨傘やスカーフもつくっており、独特の色彩感やユーモアを織り交ぜた表現や、通常は「量産」されるスカーフや雨傘を「一点もの」として生み出す挑戦も評判となっている。
今回の巡回展「3月の雨」では、1年ぶりとなる新作雨傘を発表。『Águas de Março/Waters of March(「三月の水/三月の雨」)』という、ブラジルの音楽家アントニオ・カルロス・ジョビンによるボサノヴァの名曲からインスピレーションを受けて制作した、12ヶ月の雨傘を公開している。新作シリーズは「これが雨傘?」と思ってしまうような意外性のある生地でつくられており、小さすぎず大きすぎない55cmの骨、一本一本手作りのハンドルを用いるなど、デザイン以外のこだわりも詰まった作品となっている。
新作雨傘のほか、定番雨傘、冬用のレインコート、grafとコラボレーションした「三月の雨」のお茶、新作柄のハンカチなども販売。唯一無二の雨傘を、ぜひ手に入れてみては。
2016年9月28日(水)〜10月11日(火)
新作 「3月の雨」 リリース
会場:PRIZE (名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング 3F)
時間:11:00〜21:00
定休日:無休
問い合わせ:052-589-8262
公式サイト:http://www.cocilaelle.com
ひがし ちか
日傘作家・デザイナー。1981年長崎生まれ。絵が好きだった父の影響で幼い頃から絵を描く。文化服装学院卒業後アパレル勤務などを経てなお絵を描き続ける中で、「日傘」をキャンバスのようにして描くことに思い至る。2010年7月「日傘屋Coci la elle」と称して初めての展示をNo.12 GALLERYで開催。その後、ギャラリー、セレクトショップやミュージアムショップ、百貨店などでの展開を通じて、独特の色彩感とユーモアを織り交ぜた斬新な表現とそれを日傘に施す意外性とオリジナリティが評判となる。ひとつひとつ手描きの絵柄や刺繍を施す一点物の日傘には、作品と商品(道具またはファッションとしてのアイテム)の間に揺らぐ魅力があり、
日傘の新たな価値観をつくりだしている。現在は、絵や写真のコラージュのプリント生地での雨傘やスカーフも製作している。日傘の「一点物」という形態の継続と同時に、スカーフや雨傘の「量産」という形態も、手にする人と間接的に日々を共有することを意識した挑戦になっている。その他 ハンカチや小物など、自身の絵柄をプリントにして様々な物に形を変える他社との共同製作も、
絵を描くこと、そしてそれらが誰かの日常生活に喜びを与えることの可能性として、取り組んでいる。現在は、清澄白河にアトリエ兼ストアをかまえる。ブランド名は、つくり手の心を感じさせる日本特有の言葉「こしらえる」から。
1
「読むこと 書くこと 生きること」をテーマにしたブックマルシェ『omnibus page.3』が松坂屋名古屋店 南館1階 オルガン広場で開催!くどうれいんのトークイベントや岸田奈美のサイン会も。
2
3
4
国際芸術祭「あいち2025」が新たに24組を加え、参加アーティスト全60組を発表!
地元愛知より選出された、Barrack(古畑大気+近藤佳那子)をインタビュー。
5
曽我部恵一主宰レーベル「ROSE RECORDS」より新曲もリリースしたばかりのHi, how are you?によるワンマンライブが岐阜・aLLFoにて開催。
6
『レイブンズ』: 伝説の天才写真家・深瀬昌久と、最愛の妻であり最強の被写体・洋子の50年にわたる疾風怒濤のダークでシュールなラブストーリー。伏見ミリオン座で舞台挨拶も。
7
リズムアンサンブルバンド・goatやソロ活動等、海外でも活躍中の音楽家・日野浩志郎と篠笛奏者・立石雷が、東別院・DUCTに登場。化ける身より筒井響子、田辺舞らが共演。
8
9
10
栄・LACHICが祝20周年!旧・東海道をテーマにしたマーケットイベントを開催。cucuri(有松)、藤田屋(知立)、カクキュー八丁味噌(岡崎)が出店。それぞれの思いを取材した動画も公開。