2019.03.30.Sat - 04.16.Tue | galerie P+EN(愛知|国際センター)
アーティスト、中野加奈子による陶器ブランド・Birbiraの個展『GARDEN』が、4月16日までgalerie P+ENにて開催中。
同店で2回目となる本展では、セラミックで出来た白い岩と、異素材とのコラボレーション作品が並ぶ。
(以下、ステイトメント)
自然の風景はとても美しい。
山、海、川。
木々や、水、石、土が光の反射と共に目に映し出され、心にグッと刻まれる。
一方私たちが生活する街は、多種多様な人工物に覆い尽くされている。
煩わしいとも言えるそれらは、景観と言うものを全く無視し否応無しに目に飛び込んでくる。
景色としては非常に残念で、美しさのかけらもない。
けれどもそういった猥雑さも、造形と言う観点で捉えてみると様々な要素、形状が混在し、突拍子もなく交じり合う線と面と物体に何とも言えない珍妙さがあり、意図しない面白さへと見え方が一変する。
視点を変えると言う行為。
それは時として、新たな思考を触発するきっかけとなり得るのかもしれない。
本展は、その様な日々何気なく目にしている違和感を作品に落とし込み白色の岩と組み合わされる物体との共存の妙をギャルリーペンの場を庭に見立て、発表します。
2019年3月30日(土)〜4月16日(火)
Birbira ceramic exhibition「GARDEN」
会場:galerie P+EN 名古屋市西区那古野1-20-37
営業時間:12:00~19:00
期間中休業日:4月10日、11日
問:052-485-7166
http://www.pp-en.com/index.html
中野加奈子 アーティスト
1978年 大阪生まれ
2001年 京都精華大学 美術学部 立体造形学科卒業
インテリアデザイン会社勤務
2006年 陶器制作を中心にアーティスト活動を始める
2007年 Birbiraを始動
個展、グループ展を開催の他、合同展示会に参加
http://www.birbira.jp/
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