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欧米でも高い評価を受け、国内外に存在感を示す写真家、川内倫子の展覧会が滋賀県立美術館にて開催!

2023.01.21.Sat - 03.26.Sun | 滋賀県立美術館(大津|滋賀)

川内倫子《無題》(シリーズ〈An interlinking〉より) 2012

 

写真家、川内倫子の展覧会『M/E 球体の上 無限の連なり』が、1月21日(土)から滋賀県立美術館にて開催される。国内では6年ぶり、そして写真家の故郷である滋賀でははじめてとなる大規模個展となる。

川内倫子は1972 年に滋賀県で生まれ、2001年のデビュー以降、今日まで精力的に活動してきた。柔らかい光をはらんだ独特の淡い色調を特徴とし、人間や動物、あらゆる生命がもつ神秘や輝き、儚さ、力強さが写された川内の作品は、国内外で高く評価されている。

本展では、この10年の活動に焦点を当て、川内がこれまで発表したシリーズを織り交ぜつつ、地球との繋がりをテーマとする新しいシリーズの「M/E」に、コロナ禍における日常を撮影した新作群を加えて紹介し、未発表作品を織り交ぜながら川内の作品の本質に迫る。

また、企画展の開催に合わせて、1月11日(水)から5月7日(日)に同館の展示室2でも川内倫子の特集展示を開催する。

 

川内倫子《無題》(シリーズ〈M/E〉より) 2020
イベント情報

2023年1月21日(土)〜3月26日(日)
川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり
会場:滋賀県立美術館 展示室3(滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1)
開館時間:9:30-17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日
観覧料:
一般 1,300円(1,100円)
高・大生 900円(700円)
小・中生 700円(500円)
※( )内は20名以上の団体料金
※展示室1・2で同時開催している常設展も観覧可
※未就学児は無料
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方は無料
主催:滋賀県立美術館、朝日新聞社
協力:一般社団法人KYOTOGRAPHIE
後援:エフエム京都
会場デザイン:中山英之建築設計事務所
問:077-543-2111
https://www.shigamuseum.jp/

川内倫子
写真家。1972年滋賀県に生まれる。2002年『うたたね』『花火』(リトルモア刊)の2冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。著作は他に『AILA』(2005年)、『the eyes, the ears,』『Cui Cui』(共に2005年)、『Illuminance』(2011年、改訂版2021年)、『あめつち』(2013年)などがある。2009年にICP(International Center of Photography)主催の第25回インフィニティ賞芸術部門受賞、2013年に芸術選奨文部科学大臣新人賞(2012年度)を受賞。主な国内での個展は、「Cui Cui」(2008年・ヴァンジ彫刻庭園美術館)、「照度 あめつち 影を見る」(2012年・東京都写真美術館)、「川が私を受け入れてくれた」(2016年・熊本市現代美術館)ほか多数。近刊に写真集『Des oiseaux』『Illuminance: The Tenth Anniversary Edition』『やまなみ』『橙が実るまで』(田尻久子との共著)がある。

posted by Y.KURODA

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