2015.06.13.Sat - 07.12.Sun | 松阪屋美術館(栄)
日本各地を巡り、多くの仏像・神像を刻んだ円空と木喰。それぞれの木彫像が全国から集結する展覧会が6月13日から松坂屋美術館で開催される。
円空(えんくう/1632-1695年)は美濃国に生まれ、粗々しくも自由奔放で力強い鑿(のみ)あとにより独特にデフォルメされた仏像を彫り、30年間で12万体造像したともいわれている。一方、木喰(もくじき/1718-1810年)は、表情豊かな「微笑仏」と呼ばれるやわらかな笑みをたたえた丸みある像を全国各地に遺した。時期や作風は異なるものの、日本を巡り独自の仏像・神像を造り上げた円空と木喰は、今なお人々から深く信仰され続けている。
本展では、円空・木喰がたどった土地に今もなお、守り伝えられる仏像や神像と資料を、初公開を含む約270点を展示。時代を超え人々を魅了する二人の造形美を紹介する。
6月13日(土)~7月12日(日)
微笑みに込められた祈り 円空・木喰展
松坂屋美術館 名古屋市中区栄三丁目16番1号 松坂屋名古屋店 南館7階
開館時間: 10:00~19:30 (最終日は~18:00) ※入館は閉館30分前まで
会期中無休
入館料:一般 1,100円 高・大生 900円 中学生以下無料
問: 052-264-3611
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/2015_enku_mokujiki/
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