2017.06.03.Sat - 06.04.Sun | 名古屋市千種文化小劇場「ちくさ座」(愛知|千種区)
京都でロングラン上演され、日本発のノンバーバル(=言葉に頼らない)パフォーマンスとして注目を集める「ギア-GEAR-」で、パントマイマーとして出演している大熊隆太郎。大熊自身が代表を務める劇団「壱劇屋」が、6月3日(土)〜4日(日)に、名古屋市千種文化小劇場で、『新しい生活の提案』を上演する。
壱劇屋は、これまで1000席以上の大劇場を客席やロビー等もダンジョンに仕立てたツアー型式での上演など、パントマイムやエンターテイメント性の高い演出を取り入れて作品を作ってきた。東名阪ツアーとなる本作は、壱劇屋のスタイルを確立した活動初期の代表作で、平凡な日常が奇抜な日常へと変化する世にも奇妙なエンターテイメント作品となっているようだ。また、チラシデザインは、『今日の漫画』やWEB上で連載中のエッセイ漫画『メンタルチップス』でも話題を集める史群アル仙が務めている。
<以下、告知文から引用>
「会社と家の往復の毎日、掃除して洗濯して日が暮れる、将来役立つか分からない学業とクラブ活動・・・日本の皆皆様、今の生活に飽き飽きしていませんか?壱劇屋はそんな皆皆様に新しい生活を提案いたします。今公演をご覧になった皆皆様には新しい生活が待っております。皆皆様のご来場を心よりお待ちしております。」
と書いてあるチラシを拾った。新しい生活の提案、と大きめのフォントで書かれてある。胡散臭い。だけれどもその胡散臭さに惹かれて行った場所は僕の住む町の市役所だった・・・。
劇団壱劇屋が日本の皆皆様にお届けしますは、日常を非日常へと染め上げる、新しい生活の提案でございます。皆々様のご来場を、心よりお待ちしております。
壱劇屋
大阪と京都の狭間、枚方を拠点に活動する劇団。高校演劇全国大会出場メンバーで2008年活動開始。パントマイム、ダンス、会話劇、コント、アクションを複雑に融合させ、観客を不思議な世界へ導く、世にも奇妙なエンターテイメントを創作中。本公演は年に2~3回と精力的に活動する若手劇団。2008年DANCE COMPLEX審査員特別賞受賞。
2010年には、第13回公演「ブラックスペース」で、ロクソドンタフェスティバル優秀賞受賞。第17回公演「回想電車999」にて、應典院舞台芸術祭space×drama 2012優秀劇団に選出された。第26回池袋演劇祭 豊島区観光協会賞受賞グリーンフェスタ2015 BASE THEATER賞受賞。
http://ichigekiyaoffice.wixsite.com/ichigekiya
『ギア-GEAR-』
2010年より試験公演を重ね、創作された 、日本発×日本初のノンバーバル(=言葉に頼らない)パフォーマンス作品。光や映像と連動したマイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングによるパフォーマンスによってストーリーを描く。セリフを使わない “ノンバーバル”という演出によって、老若男女、国籍問わず楽しめる、言葉の壁を越えた作品となっている。2017年4月には京都ロングラン6年目に突入、100席限定の劇場で観客動員数12万人を突破した。
http://www.gear.ac/
史群アル仙
1990年11月11日生まれ。女性。ADHD(注意欠陥・多動性障害 )。 漫画家・クレパス専門画家。『padGALLERY』の所属アーティスト。 主な作品に、ナナロク社『史群アル仙作品集 今日の漫画』、秋田書店『臆病の穴』など。「Championタップ!」にて、自身の体験を元にしたエッセイ漫画『メンタルチップス』を連載中。
http://shimurearusen.web.fc2.com/
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