2017.07.15.Sat - 09.18.Mon | 三重県立美術館(三重|津)
テオ・ヤンセン アニマリス・シアメシス ©Media Force
キネティック・アートの巨匠、テオ・ヤンセンの東海・関西圏で初めての本格的な展覧会が、三重県立美術館にて9月18日まで開催されている。
テオ・ヤンセン(Theo Jansen)はオランダ出身のアーティスト。風で動くアート作品「ストランドビースト」という、昆虫や動物のようなかたちをした大型の造形物の展覧会を世界各地でおこなって人気を博している。
「ストランドビースト(Strandbeest)」とは、オランダ語で砂を意味する“Strand”と生物を意味する”Beest“をつなぎ合わせたヤンセンによる造語。元々は、海水の水位上昇が問題となっているオランダの国土を守る生物として着想されたもので、風などの空気だけをエネルギーとし、廃材のプラスチック・チューブやペットボトルを素材として使用している。自然との共生や、自然エネルギーの偉大さを芸術作品として表現しているこの作品を、彼は1990年以降様々な形態に進化させ、創造し続けている。
本展は、日本未発表の最新作を中心に約10点の「ストランドビースト」を展示するほか、1990年代の初期作品や、構想スケッチ、動きの秘密がわかる基本パーツを紹介し、テオの創造するビースト(生命体)たちの魅力に迫る。
テオ・ヤンセン アニマリス・ユメラス・セグンダス ©Media Force
2017年7月15日(土)~9月18日(月)
テオ・ヤンセン展
会場:三重県立美術館 三重県津市大谷町11
休館日:月曜日(ただし7月17日、9月18日は開館)、7月18日(火)
開館時間:9:30~17:00 ※入場は閉館30分前まで
観覧料:一般1000円、学生800円、高校生以下無料
問:059-227-2226
http://theojansen-mie.com/
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