2020.11.07.Sat - 11.29.Sun | サロン・ド マルイチ(岐阜|柳ヶ瀬)
岐阜市柳ヶ瀬の街でストリートカルチャーをコンセプトにダンスやアート、写真などの作品展示をするグループ展「路上、路常、路情。」が11月7日(土)〜29日(日)まで開催中。
会場は、柳ヶ瀬商店街で元々老舗喫茶だった「マルイチ」を受け継ぎ、新しくブックショップ&ギャラリーを併設してオープンした洋菓子販売・喫茶の「サロン・ド マルイチ」にて行われる。
企画するのは、映像やアパレル、現代美術などダンス以外の創作活動を行っている6人のストリートダンサー。ストリートダンスから始まった出会いや、繋がり、それぞれの表現作品など、会期中に開催されるトークセッションで紹介していく。ダンスカルチャーを知らなくても気軽に参加できる内容になっており、更に洋菓子や音楽も楽しめる自由な場。是非足を運んでみては。
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〈主催者よりコメント〉
昨今のストリートダンス界のイベントといえば、バトルやコンテストといった、優劣を競うことが多くあります。2024年パリオリンピックにおいて、ブレイクダンスが正式種目となりうる可能性も、その流れを加速させていくでしょう。
さて、唐突になぜダンスなのか?それは、企画メンバー6人全員が同世代のストリートダンサーだからです。先に触れたような競争の機会によって、私たちも例外なくプレーヤーとして育てられてきました。
しかし一方、そのような競争においてのみで、ストリートダンスとの良い関係を生涯続けていけるのだろうか?と疑問に思うことがありました。そのような問いを共有できる仲間がいたことが、ごく自然に、緩やかに、本企画をスタートさせた理由です。ストリートダンスおよびストリートカルチャーの歴史的文脈において、その原点として語られる「ブロックパーティ(Block Party)」という言葉をご存知でしょうか?ブロックパーティとは、1970年代、アメリカ貧困地域で行われた、住民たちによる路上の集いです。通例では、音楽を流すDJを中心に、MC(Emcee)が歌い、BBOYが踊り、壁面路面はGraffitiアートで彩られる、といった様子です。
人々はそこに自由を見出し、喜びを見出し、生活の糧を見出していったといいます。私たちの表現活動には、ブロックパーティのそういった性格に通じる部分が少なからずあるように感じます。「あらゆる物事は螺旋状に発展する」とは、19世紀の哲学者・ヘーゲルの言葉。私たちと私たちの活動は、まさしくストリートカルチャーの螺旋の中にいるのかもしれません。
2020年11月07日(土)〜11月29日(日)
路上、路常、路情。
会場:サロン・ド マルイチ(岐阜県岐阜市日ノ出町2-5-6)
時間:11:00〜19:00
定休日:毎週月曜、火曜
在廊日:土曜、日曜
出展:Aoyama Jun (Videographer, Beatmaker) / KRAFT (シルクスクリーン印刷) / MASANARI Tsuji (現代美術作家) / mio (artpaint,アパレルデザイン) / shogo folk sakai (写真家)
協力:BANZAI PRODUCTION / Cafe&Bar aLFFo / NEW OLD YORK
【イベント日程】
11月07日(土)
15:00 TALK SESSION 「柳ヶ瀬とそれぞれの表現」/ 18:00〜24:00 BANZAI production
11月15日(日)
13:00〜サンビル路上SHOWCASE / 15:00〜TALK SESSION「ダンスと私生活」
11月21日(土)
15:00〜TALK SESSION「コロナ禍での活動」
11月29日(日)
15:00~TALK SESSION「トークテーマ : グループ展を経て」
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