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国際芸術祭「あいち2022」出展作家で、造形家/繊維研究家の眞田岳彦による「あいちの繊維を巡る」をテーマとしたワークショップ&トークが県内7施設で開催。

2022.04.16.Sat - 05.21.Sat | 愛知県内各所

国際芸術祭「あいち2022」参加アーティスト・眞田岳彦による参加型ワークショップ企画「あいちNAU プロジェクト」が始動。4月16日(土)〜 5月21日(土)まで、愛知県内7つの美術館・博物館(豊橋市、一宮市、安城市、瀬戸市、豊田市、知多市)にて開催される。現在、参加者を募集中。

「あいちNAU プロジェクト」は、「あいちの繊維を巡る」をテーマに、各地の土地や繊維にまつわるトークと参加者の皆でを綯(な)ワークショップを開催するもの。綯われたは、眞田が造形作品として一つにまとめられ、一宮市役所に展示される。

 

 

トーク&ワークショップの参加者募集はすでに定員に達し、締め切りとなっている会場もあり!気になる方はぜひ特設ページをチェックしてみてほしい。

 

 

<以下、作家よりステートメント>

愛知に生きる人々の豊かさとは何か。それは約120万年前 頃まで存在したとされる東海湖が培った土地の“ちから”によ るものではないかと私は考えました。湖畔に蓄積した土が陶 磁文化を生み、広大な平野に植生する植物が繊維文化を育み ました。  

人々はこの土地で生きるために左右の手をすり合わせて、 土を「陶い」食器をつくり、植物を「綯い」身体の器となる 衣類をつくりました。また、桑を植えて養蚕を行い、棉を栽 培して糸をつくり、編組織を行って暮らしをたて、その繊維 関連技術は羊毛産業を育み、自動車、航空・宇宙産業へと可 能性を広げました。  

本企画では、愛知の人々の生命を育み継いできた各地域の 繊維文化に焦点を当て、県内6都市7美術館・博物館とともに 「今、を生き抜くアートのちから」を探求します。ぜひプロ ジェクトに参加し、あるいは作品を観賞して、愛知の豊かさ を感じてください。

眞田岳彦

イベント情報

2022年4月16日(土)〜 5月21日(土)
あいちNAUプロジェクト

【実施内容】
トーク
眞田岳彦によるあいちNAUプロジェクトの紹介
各館館長や学芸員、専門家による各地域の繊維についてのレクチャ―
眞田武彦との対談や実演

ワークショップ
みんなでNAU:参加者の皆でウールを「綯う」ワークショップ *ワークショップで綯った縄は「あいち2022」展⽰作品の⼀部になります

所要時間:各回120 分程度
参加対象:どなたでも(開催館により対象あり複数場所への参加可)
参加費:無料
申し込み方法・詳細:https://aichitriennale.jp/news/2022/004765.html

 

眞田岳彦
造形家/繊維研究家。1962年東京生まれ。幼少から画家であった父に絵画を習い、ISSEY MIYAKE でデザインを学び渡英。北極圏滞在を経て、彫刻家リチャード・ディーコンにアートを学び 独立。20代から世界各地を巡る異文化体験、国立民族学博物館外来研究員等の経験 から新潟県、千葉県、東京都、兵庫県、広島県、熊本県など各地で、日本の繊維再興 プロジェクトを開催。また、国内外展覧会参加、企業へのアートディレクション、大震災後の心の支援活動、次世代育成組織主宰、執筆等を行う。現在、眞田造形研究所 主宰。女子美術大学 ・大学院教授。東北芸術工科大学客員教授。武蔵野美術大学、愛知県立芸術大学等の非常勤講師。

posted by T.TAKEBE

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