〜イロトリドリノお菓子なセカイ〜
Photo:Kazuhiro Tsushima(TONETONE PHOTOGRAPH)
Text:MU-CHAN
SHOP No.1の「LiLi」西澤さんに、「大好きなお菓子のお店ってこともありますが、世界観に親近感!いちいち『んも~❤』となってしまいます」と紹介してもらった「TINY CAKE」は、藤が丘駅から少し歩いたところにあるパステルグリーンの屋根の小さな店。水色の小花模様の壁紙でコーディネートした店内に、オーナー・水野さん手作りのカラフルな焼き菓子が並ぶ。
― 小さい頃にお菓子屋に憧れる子は多いですが、水野さんも?
「そうですね(笑)。お菓子には作り手の気持ちが表れるので、私自身が“楽しく続けること”も大切にしたら、自分のペースで作って販売する今のお店のスタイルになりました。もともと母の影響もあり、昔から食器も大好きで。私が集めているアメリカのミルクグラスに商品を並べています。休日の楽しみは、食器屋巡りと、お気に入りのティーセットでお茶する時間。カップに透ける紅茶色が超絶かわいいんですよ!」
― 店のイメージはありますか?
「外国の街にあるような、選ぶのも贈るのも楽しくなるお菓子をそろえたお店です。空間も、日常とは少し違った雰囲気を感じられるようにして。商品の中心となるアイシングクッキー(250円~)は、定番に季節のものを加えた20種類ほど。その時々で私が作りたいものを作っています。最近のおすすめはネコちゃんやハリネズミさん、おめめぱっちりのうさちゃんですね。あとは3種類のカップケーキやマフィン、クッキー、メレンゲなど。叔母が作った布花のアクセサリーも、一緒に並べて販売しています」
― どのお菓子もプレゼントにしたら、絶対喜ばれそう!
「デザインのオーダーも受け付けているので、結婚式や誕生日といった様々なお祝いやパーティーでの利用も多いですね。プレゼントを受け取った相手の方から、『あまりにもうれしかったから』や『今、なくなっちゃいました!また食べたい』とお電話をいただき、私まで幸せになったことも。また、お店がオープンして3年になり、いつものおやつを買いに来られるご近所の常連さんも増えました。ベビーカーに乗っていたお子さんがママと手をつないで歩いてやってくる姿を見たり、友だちのご両親が来てくださったり、お店を続けて良かったと感じています」
― お菓子作りで心掛けていることは?
「かわいくて、きちんとおいしいお菓子です。カラフルなクッキーやカップケーキに対して、『見た目はいいけど味は…』というイメージを持っている人にも満足していただけるよう、サクサクの歯触りやバターの風味など工夫しています。もちろん、楽しい気分で作るのも忘れずに。最近、小学生の女の子のお客さんが、クッキーの包装に飾ったリボンを瓶に入れて取っておいてくれているという話を聞いて。私も、日々の小さなときめきを大切にしていきたいですね」
■SHOP INFO
TINY CAKE
名古屋市名東区小池町436 第一麦島ビル1F(地下鉄東山線・藤が丘駅3番出口より徒歩6分)
052-769-1245
open 11:00-18:00
close Tuesday, 1st&3rd Sunday, 2nd&4th Saturday
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