お米とさつまいも、黒砂糖を使って作る奄美の伝統的発酵飲料「ミキ」をつくるワークショップが、岐阜市のEUREKA FACTORY HEIGHTSで開催。講師は、横浜の旅する八百屋「青果ミコト屋」。

「ミキ」とは、もともと神事や祭事の前に集落の神職ノロ(祝女)の方達が、各家庭から1合ずつお米を集めてお祈りしながら作り神様に捧げて神事をし、その後またみんなに配ったもの。子供の離乳食や、食欲がない時のご飯代わりになる島の人たちの健康を守ってきた”いのち”の飲み物として脈々と受け継がれている。

今回のワークショップでは、自然栽培のお米と「種子島紫」というさつまいも、奄美大島の純黒糖を使ってミキ作りが体験できる。ミキは時間が経つほど乳酸発酵が進み、酸味を帯び、ヨーグルトにも似た味わいで、乳製品を食べられないお子さんを持つお母さんにもオススメとのこと。

一年の締めくくりに、手づくりのミキで、カラダとココロを整えてみては。