10月31日(土)から11月9日(月)の10日間、pieni・huone覚王山にて安藤明子 百草サロン展が開催される。
岐阜県多治見市にある『
ギャルリももぐさ』を拠点に活躍する
安藤明子は、「古今東西の布を用いた、年齢体型性別問わず長く着られる定型の衣服」というコンセプトで、サロンや上衣などを手がける作家。
同氏により現代の常服として提案された百草のサロンは、アジアの国々で民族衣装として存在するサロンに日本の着物の要素を加えて作られた筒型のスカート(腰衣)。季節や気候に合わせて色や素材を選び、同じ型でも着こなしを変えることによって1年を通して着ることができる。そのコンセプトを大切にした衣服づくりや生地の風合い、日々の洋服と自然に溶け合うデザインなどに惹かれるファンを全国に多く持つ。
今回の展示ではサロンに加え、ゴムズボンや大番手ガーゼタオル等の展示販売も行う。さらにミナペルホネン+百草オリジナルサロンも登場する。
また、初日の10月31日(土)は同氏が在店し、15時からはサロンやコーディネートのことなどを聞ける百草サロン座談会を開催。秋冬サロンの楽しい着まわし術を教わることもできるのだそう。
ぜひこの機会に、誰もが一生着ることのできる衣服に触れていただきたい。
ファッションは使い捨ての考えが広がる現代において、あなたが生涯着たいと思える衣服に出会えるかもしれない。