2015.11.08.Sun | 【NEW OPEN】MIZKAN MUSEUM(愛知|半田市)
お酢メーカーの代名詞ともいえる「ミツカン」が、創業の地である愛知県半田市にて設立した「MIZKAN MUSEUM」(略称:MIM/ミム)が、先月11月8日に待望のグランドオープンを迎えた。
MIMの原型は、ミツカンがプロデュースし1986年の開館以来、お酢の博物館として親しまれてきた「酢の里」。約2年間の工事期間を経て、楽しみ学べる体験型博物館へと生まれ変わった。 ミツカンの酢づくりの歴史や、醸造の技術、ものづくりへのこだわり、食文化の魅力などをガイドツアー方式で紹介してくれる。
館内は、江戸時代と現在の酢づくりを紹介する「大地の蔵」、半田の情景を感じる「風の回廊」、ミツカンの歴史をたどる「時の蔵」、食といのちのつながりを表現した映像が楽しめる「水のシアター」、食をテーマにした体験ができる「光の庭」からなる5つの見学ゾーンと、ショップで構成されている。
中でも一番のみどころは「時の蔵」。江戸時代、半田から江戸まで酢を運んだとされる、全長約20mの「弁才船」を再現した木造船が展示されている。来場者は、船の甲板に実際に乗り込み、大型映像で半田から江戸までのお酢が運ばれた航海を疑似体験することができる。
弁才船
こちらの屋内にて上映される、映像のアートディレクションには、SAKEROCKや星野源のアートワークなどで知られ、タイポグラフィを使った斬新なデザインを次々と打ち出してきた、大原大次郎。アニメーション制作は、グラフィックデザインを軸に様々な作品を生み出してきたクリエイティブ・チーム「TYMOTE」代表を務め、近年では「世界」という新しい組織も立ち上げた、井口皓太。楽曲を担当したのは、いとうせいこう、村田シゲと気ままなパーティーを続けるユニット・口ロロの三浦康嗣、という気鋭の3名のクリエイターを起用している。
「なりきりすし屋さん」のイメージ図
また、「光の庭」では、さまざまな体験型展示が用意されている。「なりきりすし屋さん」では、すし職人の衣装を身につけ、すしづくりを疑似体験。すし職人になった自分の写真や握ったすしの写真を持ち帰ることが可能。自分の写真を撮影してオリジナルの「マイ味ぽん」を作ることができる体験(1回200円)もあり、子供から大人まで楽しめそうだ。
運河沿いに続く黒塀の景観もみどころのひとつ。小旅行気分で、ぜひ訪れてみてほしい。なお、見学には事前予約が必須となるので、電話かwebサイトにて予約を。
MIZKAN MUSEUM(ミツカンミュージアム)
愛知県半田市中村町2-6
TEL:0569-24-5111
入館料:大人/300円 中高生/200円 小学生/100円 乳幼児/無料
※障がい者手帳をお持ちのご本人とその付き添いの方1名、半額
休館日:木曜日、お盆期間、年末年始
駐車場:有(39台 他、バススペース有)
ツアー所要時間:90分(ガイドツアー70分+「光の庭」体験エリア20分)
※要予約。予約は公式HPか電話にて。
http://www.mizkan.co.jp/mim/
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