日本のジュエリー産地として名高い山梨県から発信するジュエリープロジェクト・born jewelry(ボーンジュエリー)が、栄のアクセサリーショップ・Fuligoshed(フーリゴシェド)のサポートにより、ジェイアール名古屋高島屋にて「born jewelry × Fuligoshed(ボーンジュエリー バイ フーリゴシェド)」を開催中。会期は6月30日(木)まで。
born jewelryとは、輝石の研磨の技術を持った伝統工芸士や山梨県の優れた加工技術を新しいジュエリーにと考えたプロジェクト。その伝統を紡いでいくための新たな試みで、山梨県の多くのアーティストやクリエイターが参加している。1stコレクションは、ドラマ・アシュペー・フランスの神谷温子がディレクターを務めており、”WHITE”をテーマにした作品が、Fuligoshedのセレクトジュエリーと共に並ぶ。
なお同企画は、7月5日(火)からは会場を移し、Fuligoshed店頭にて7月25日(月)まで展開される。
<以下、参加作家一部紹介> Text by Fuligoshed
吹野かおり
多摩美術大学卒業。インテリアショップkinöを立ち上げ、ディレクターを務める。テキスタイルやオリジナルアイテムのデザインを手がけ、UNIQLO、ZOZO TOWN、三越伊勢丹などとのコラボレーションを行う。現在TREE&TRUNK,FOLLOW THE BLUEBIRDを立ち上げ、デザイナー、イラストレーターとして活動中。
×WHITE
モチーフはキツネ。狐には様々な伝説や随筆などがあり、日本人にとってとても親密な動物。
狐火を灯して、お城までの道案内をしてくれた「白い狐」、また天気雨を表す「狐の嫁入り」という言葉がWHITEと結びついた。
詫間康二
1973年生まれ。山梨をベースに活動する貴石彫刻家。金工と石彫の技法を使った作品が特徴。ニューヨークをはじめ、海外にも発表の場を広げている。
×WHITE
直感で感じた「reconsideration(再考)」。大量生産で消費の限りを尽くされた現代を見直す。
昔からの技法や手法を取り入れ、一つ一つ丁寧に創り上げていく。真っ新な心で。