2017.09.30.Sat - 10.01.Sun | 三重県文化会館 小ホール(三重|津)
『ハンサムな大悟』が第60回岸田國士戯曲賞最終候補作にノミネートされるなど、注目を集める演出家・脚本家の三浦直之が率いる劇団ロロが9月30日(土)と10月1日(日)の2日間、三重県文化会館小ホールにて新作本公演『BGM』を上演する。
ロロは三浦直之を主宰として2009年より東京を拠点に活動を開始。漫画・アニメ・小説・音楽・映画などジャンルを越えたカルチャーをサンプリングし紡ぎ合わせ、様々な「出会い」の瞬間を舞台や映像、リーディング等様々な形で物語化を行っている。2015年からは、高校生に捧げる「いつ高シリーズ」を始動。60分の連作群像劇を上演し、戯曲の無料公開、高校生以下観劇・戯曲使用無料など、高校演劇の活性化を目指している。先日三重県文化会館では本公演『BGM』のプレイベントとして、「いつ高vol.2『校舎、ナイトクルージング』」上映会+三浦直之トークイベントも開催された。
前作『あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語』から1年ぶりとなる新作公演『BGM』は、とある歌劇団が旅の中で織りなす出会いや別れの物語が様々な音楽を背景に展開されるロードムービー的な作品となっている。 ※今作『BGM』の構想について語る三浦直之のインタビューはこちら。
江本祐介 (PV演技指導・脚本を三浦直之(ロロ)が担当。)
昨年Enjoy Music Club(EMC)がサウンドクラウドで発表し話題となった「100%未来 feat.三浦直之(ロロ)」はEMCと三浦直之によるポップカルチャー賛歌であり出会いの喜びを描いた楽曲。この曲の物語や散りばめられたワード群(エンドレスエイト、息もできない、シェルター、オッパーラ 、楽しい夜更かし、紅茶王子、ゴットタン、カンニング竹山が表紙…etc)にピンとくるものがあれば是非とも今月末はロロを観に行って欲しい。なお、本公演の特設ページでは構想中に三浦直之が手に取った書籍や公演の中で使用される音楽を一部公開している。
2017年9月30日(土)・10月1日(日)
ロロvol.13「BGM」
会場:三重県文化会館 小ホール
時間:開場 13:30 開演 14:00(受付開始 13:15) ※両日とも
料金:前売 2,500円 当日 3,000円 (25歳以下 前売1,000円 当日1,500円)
脚本・演出:三浦直之
出演:亀島一徳 / 篠崎大悟 / 島田桃子 / 望月綾乃 / 森本華(以上ロロ)
石原朋香 / 井上みなみ(青年団) / 油井文寧 / 江本祐介
チケット:三重県文化会館WEBチケットサービスエムズネット
ロロ公式サイト *会員登録不要・発券手数料(108円)のみ
公式HP:http://lolowebsite.sub.jp/vol13/BGM/
ロロ
三浦直之(主宰・脚本・演出)、板橋駿谷、亀島一徳、篠崎大悟、島田桃子、望月綾乃、森本華(以上俳優)、玉利樹貴(えかき)、坂本もも、奥山三代都(以上制作)の10名による集団。2009年より東京を拠点に活動中。漫画・アニメ・小説・音楽・映画などジャンルを越えたカルチャーをパッチワークのように紡ぎ合わせ、様々な「出会い」の瞬間を物語化する。小説のリーディングや音楽ライブと融合した短編演劇、映画製作など、ジャンル横断で演劇の枠を拡張しながら活動を行い、2013年 三浦直之・初監督作品 映画『ダンスナンバー 時をかける少女』(製作:ロロ)はMOOSIC LAB 2013 準グランプリ他3冠を受賞。2015年にはロロvol.11『ハンサムな大悟』が第60回岸田國士戯曲賞最終候補作にノミネート。代表作は『ハンサムな大悟』『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』『LOVE02』『あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語』など。2015年より、高校生に捧げる「いつ高シリーズ」を始動。60分の連作群像劇を上演し、戯曲の無料公開、高校生以下観劇・戯曲使用無料など、高校演劇の活性化を目指している。
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