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美しいハンドメイドの絵本で知られる、南インドの出版社「タラブックス」の展覧会が開催。

2018.04.21.Sat - 06.03.Sun | 刈谷市美術館(愛知|刈谷)

『夜の木』(2015年版)

 

南インド・チェンナイの出版社「タラブックス」の作品と活動を紹介する展覧会「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」が刈谷市美術館にて4月21日より開催される。

タラブックスは、1994年南インドのチェンナイで設立、代表のギータ・ウォルフとV.ギータという二人のインド人女性を中心に、出版や教育などに関わる活動を行っている。

タラブックスの本の約2割が、手漉きの紙に手刷りのシルクスクリーン印刷、製本もすべて手作業で行われており、中でも『夜の木』は、数々の国際的な賞を受賞するなど、世界中の本好きを魅了し続けている。それまでインドでも馴染みの薄かった、先住民族ゴンド族など各地の民俗芸術の画家とともに本づくりを行うなど、その社会的な視点が出版物にも会社運営全体にも反映されており、企業としてのありかたにも注目が集まっている。

本展では、ハンドメイド本を中心に、本や原画、写真やメイキング映像など約300点の資料を通じて、タラブックスの本づくりの全容を紹介する。

 

『水の生きもの』(2011年初版)

 

また、京極夏彦宮部みゆきなど、日本を代表する怪談文芸や怪奇幻想文学作家たちと、宇野亞喜良町田尚子、軽部武宏ら実力派画家がタッグを組んだ岩崎書店の『怪談えほん』シリーズの原画展と、江戸時代の『稲生物怪録』を元にした宇野亞喜良の絵本「稲生モノノケ録『ぼくはへいたろう』の世界展」も同時開催する。

 


宇野亞喜良『マイマイとナイナイ』原画 2011年

イベント情報

2018年4月21日(土)~6月3日(日)
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦
怪談えほん原画展+稲生モノノケ録『ぼくはへいたろう』の世界展

会場:刈谷市美術館 愛知県刈谷市住吉町4丁目5番地
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料:一般 900円 学生 700円 中学生以下無料
休館日:月曜日 ※ただし4月30日は開館
問:0566-23-1636
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/

posted by Y.KURODA

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