2019.09.07.Sat - 09.29.Sun | N-MARK 5G(愛知|黄金)
「バッタもん」「ドザえもん」「落米のおそれあり」など社会問題を題材にした作品で注目を集める・岡本光博の個展が、中村区にあるギャラリー・N-MARK 5G(黄金4422BLD.5階)にて9月7日(土)〜29日(日)まで開催される。
企画・主催は、愛知県岡崎市にギャラリーを構えるmasayoshi suzuki gallery。同ギャラリーは、近郊地域や、ギャラリースペースを期間限定で借りて展覧会を開催するポップアップギャラリーを開始。その第1弾となる今企画は、岡本光博の名古屋初の個展となる。
岡本光博は、今回「あいちトリエンナーレ2019」で物議を醸し、3日で展示中止となった「表現の不自由展」参加アーティストのひとり(なお、今回の個展は昨年から準備していたもの)。
今回の展示では、標識ロープを使ったトラの首の作品「トラロープ」などが展示予定。黄金ビルで行われる今回の個展は、非常に重要な展覧会となりそうだ。また、大阪を中心に架空の温泉街をモチーフにユニークな作品制作で注目される「アストロ温泉」展をギャラリーのサブスペースで同時開催される。
〈~以下ステートメント~ 〉
本展のメインは、「縄文と現代」展(青森県立美術館、2006年)をきっかけに開始した、標識ロープ(俗称トラロープ)を使った言葉遊び的連作「トラロープ」の巨大な首です。それを取り囲むように、某大手コーヒー会社のロゴのサブリミナル疑惑について考察した作品「Skrik」、実用と展覧会の為に制作したものの展示不可とされた「LIFEbag」(家族用非常時持出袋)、ポーランドで美術館に対して人々がバナナを振りかざして行った抗議デモを扱った「表現の自由の机1」他、新作を含めた作品群を配置します。これらの生み出す“線”は「陰と陽」、「アウトとセーフ」の境界線という「トラロ-プ」のもう一つのコンセプトでもあります。
2019年9月7日(土)~9月29日(日)
masayoshi suzuki gallery 特別企画展
岡本光博展 トラロープ / アストロ温泉展
会場:N-MARK 5G(名古屋市中村区長戸井町4-38 黄金4422BLD.5階)
営業時間:13:00~19:00 ※毎週金、土、日曜日のみ開廊
ただし9月16日(月)、23日(月)は祝日のため開廊。
出展:岡本光博
入場料:無料
主催:masayoshi suzuki gallery
http://www.okamotomitsuhiro.com
2019年 9月7日(土)
岡本光博 ~アーティストトーク~
会場:N-MARK 5G
時間:17:00~18:00 その後、オープニングパーティ開催
岡本光博
1968 京都市生まれ
1994 滋賀大学大学院教育学修了
1994~1996 Art Students League of NY
1997~1999 CCA北九州にて研究、制作
2001~2004 ドイツでのレジデンスを中心に活動(インド・スペインほか)
2004~2006 台湾・沖縄を拠点に活動
2012~ 京都市内にギャラリー「KUNST ARZT」を主宰
展覧会略歴
1990 個展「無きにしも有らずんばやむを得ず」 ギャラリー射手座 /京都
1995 岡本光博キュレーション 「FOUR JAPANESE ARTIST」GALLERY 128 /NY
2000 「アートで学ぼう アートを遊ぼう」 広島市現代美術館
2001 個展「OM」Sanskriti Kendra /ニューデリー、インド
2003 個展「Schwarzer Regen」Prima Kunst /キール, ドイツ
2004 個展「Euro Ring Project」LaCosa /バルセロナ、スペイン
2004 「コピーの時代」滋賀県立近代美術館
2006 「縄文と現代」青森県立美術館
2007 「Thermocline of Art」ZKM現代美術館 /カールスルーエ、ドイツ
2007 岡本光博企画「美術のボケ」CASO /大阪
2008 「Just Love Me」the Royal T /ロサンゼルス、アメリカ
2009 「Strange World」Blackburn Museum & Art Gallery /イギリス
2010 「ファッション綺譚」神戸ファッション美術館 /兵庫
2012 岡本光博キュレーション「美術なコンビニ」KUNST ARZT /京都
2013 「福岡現代美術クロニクル」福岡市美術館、福岡県立美術館
2013 「対話の庭」ボーダーレスアートミュージアムNO-MA /滋賀
2013 岡本光博キュレーション「美術ペニス」KUNST ARZT /京都
2014 個展「マックロポップ」eitoeiko /東京
2014 「美少女の美術史」青森県立美術館、静岡県立美術館、島根県立石見美術館
2014 岡本光博キュレーション「モノグラム美術」 KUNST ARZT /京都、space2*3 /東京
2015 「化け物」青森県立美術館
2015 「ディズニー美術」KUNST ARZT /京都
2015 「岐阜おおがきビエンナーレ 2015」ソピアホール /岐阜
2015 「うつわ(器)とうつし(写)」パリ日本文化会館 京都芸術センター
2016 個展「69」 eitoeioko /東京
2016 個展「UFO after」苫小牧市美術博物館 /北海道
2016 「Art Obulist 急げ」 大府市勤労文化会館 / 愛知
2016 「CARt camp & caravan」 アーツさいたま・きたまちフェスタ 他
2016 「パクリ」コンテンポラリーアートギャラリーZone /大阪
2016 「車美術 フェス/クラフト&アートマルシェ」/兵庫伊丹
2017 個展「THEドザえもん TOKYO 2017」eitoeiko /東京
2017 「ラブラブショー2」 青森県立美術館
2017 「盗賊たちのるなぱあく=アウトオブトリエンナーレ」 /横浜・寿町
2017 「ART ZUID 2017 Art Chapel」,アムステルダム、オランダ
2017 個展「あまざら」日本橋三越本店アートスポット /東京
2017 「ARCAIC VANGUARD」 eitoeiko /東京
2017 「箕面アートウォーク2017」 /兵庫
2017 「イチハナリアートプロジェクト」 /沖縄伊計島
2017 岡本光博キュレーション「ウォーホル美術」KUNST ARZT /京都
2018 「福岡城まるごとミュージアム」 /福岡
2018 「Undisrememberable Curios」POST /ロサンゼルス、アメリカ
2018 個展「UFO」eitoeiko /東京
2018 個展「 G E I S T」ギャラリーターンアラウンド /仙台
2018 京都市美術館ワークショップ関連展示工事壁面(継続中)
2018 「鉄工島フェス2018」 /東京
2019 「セレブレーション」 /ロームシアター京都 ポズナン、シチェチン、ポーランド
2019 「美少女の美術史」北師美術館 /台北、台湾
1
2
3
4
独特の空気感を纏う話題の3ピースバンド・maya ongakuが待望の新作EPをデジタルリリース&4都市を巡るツアーを敢行。名古屋公演は、金山・ブラジルコーヒーにて
5
6
7
岐阜・Takuro coffeeが3周年パーティーを柳ヶ瀬・ANTSにて開催。SOFT、Campanella、deadbundy、MIKUMALCI、Conomarkらが出演。
8
9
10