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『ボーはおそれている』 : 奇才アリ・アスター監督が描く狂気のダーク・コメディ!現実か妄想か、はたまた悪夢か。家族のトラウマをめぐる長編叙事詩!

2024.02.16.Fri - | 伏見ミリオン座(愛知|伏見)

 

『ミッドサマー』のアリ・アスター監督と、『ジョーカー』の怪演で知られる俳優、ホアキン・フェニックスの最狂コンビによるオデッセイ・スリラー『ボーはおそれている』が、2月16日(金)より、伏見ミリオン座ほかにて上映される。

主人公・ボーは、いつも不安に怯えている。近所の不良の振る舞いや、うがい薬をちょっと飲んでしまったことなど、些細なことにビクビクし、悪夢のような日々を過ごしている。ある日「いつ帰って来れるの?」と、さっきまで電話をしていたはずの母が怪死していると連絡を受ける。ボーが母の元へ駆けつけようとアパートを飛び出すと、世界は激変していた……。現実なのか?夢なのか?分からなくなってしまった世界で実家にたどり着くことができないボー。地図に載っていない道を旅しながら、ボーは生まれてから今までの人生が、転覆してしまうような体験をする。これは運命なのか、それとも……

映画が始まるや否や、観客は不条理の世界にたたき落とされる。現実、虚構、妄想、悪夢が混然一体となった奇妙な世界の中を、主人公が戸惑いながら彷徨うのと同じように、観客も戸惑いながら追随することになる約3時間の映像世界。家族、親子、自立、社会的弱者と強者、葛藤、不安、後悔…。人生を歩む上で否応なしに向き合わなければいけない現実を残酷なまでにしつこく描写した、様々な解釈や考察を生む本作は、映画史に残る怪作といえるだろう。

 


イベント情報

2024年2月16日(金)~
『ボーはおそれている』
公式HP:https://happinet-phantom.com/beau/
監督・脚本:アリ・アスター
出演:ホアキン・フェニックス、ネイサン・レイン、エイミー・ライアン、パーカー・ポージー、パティ・ルポーン
制作:A24
配給:ハピネットファントム・スタジオ 
2023年 / 179分 /  R15+
© 2023 Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.

上映劇場:伏見ミリオン座 名古屋市中区錦二丁目15-5
地下鉄「伏見」駅1番出口から東へ徒歩1分
https://eiga.starcat.co.jp/
問い合わせ:052-212-2437

posted by Y.KURODA

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