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ダンサー・映像作家の吉開菜央と、画家のO JUNによる共同展覧会が開催!

2016.07.09.Sat - 09.10.Sat | Minatomachi POTLUCK BUILDING(愛知|築地口)

hotta1吉開菜央 《ほったまるびより》 2015 Photo by Natsuki Kuroda ©Nao Yoshigai

愛知県美術館館⻑の島敦彦がゲストキュレーターを務める「ほったまるびより−O JUNと吉開菜央」展が、Minatomachi POTLUCK BUILDINGにて7月9日(土)より開催される。

画家・O JUNは、様々な出来事やイメージを「意味」が発生する前の「モチーフ」として描くという独自のスタイルで注目を集めてきた。ダンサー、映像作家として活動する吉開菜央は、映像作品「ほったまるびより」が文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門新人賞を受賞するなど、今後の活躍が期待されるアーティストのひとり。

吉開菜央の作品タイトルであり、本展のタイトルにもなっている「ほったまるびより」とは、”放っておくと溜まるもの”と”日和”が合体した吉開による造語。世代も表現媒体も違う2人が、この奇妙な言葉をもとにどのように交わっていくのかが期待される。

尚、7月8日(金)には、オープニング・パーティーが催され、吉開菜央によるパフォーマンスも行われる。また、7月9日(土)には、O JUN、吉開菜央によるアーティストトークも開催される。

ojunO JUN《オリルコ》2013 ©O JUN Courtesy Mizuma Art Gallery photo by MIYAJIMA Kei

イベント情報

2016年7月9日(土)~9月10日(土)
「ほったまるびより−O JUNと吉開菜央」展
会場:Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F 名古屋市港区名港1-19-23
開館時間:11:00–19:00 (入場は閉館30分前まで)
休館日:日曜・月曜・祝日[ただし8月11日(木・祝)は開館]
入場無料
www.mat-nagoya.jp

O JUN / おう・じゅん(画家・東京藝術大学美術学部絵画科教授)
1956年東京都生まれ、東京都在住。1982年東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修士修了後、スペイン、ドイツに遊学。日常でよく目にするような人物や風景などの具体的なモチーフを、鉛筆やクレヨン、グアッシュを使い絵画作品や版画、ドローイングを制作するほか、パフォーマンスなどの身体表現も行っている。主な展覧会に「O JUN」展(国立国際美術館、大阪、2002年)「O JUN MALT GOTT」(Gallery Clemens Thimme、ドイツ、2011年)、「O JUN−描く児」(府中市美術館、東京、2013年)、「MOT コレクション展:残像から」(東京都現代美術館、2013 年)、「O JUN展 まんまんちゃん、あん」(国際芸術センター⻘森、2016年)など。国内外で作品を発表している。

吉開菜央 / Nao Yoshigai(ダンサー・映像作家)
1987年山口県生まれ、山口県在住。日本女子体育大学舞踊学専攻でダンスを学んだのち、東京藝術大学大学院映像研究科に進学。ぞくっとする感覚を素材に、見ること、聞くことの結晶である映像に落とし込み、作品を制作している。主な上映歴・賞歴に、《みづくろい》(YCAM架空の映画音楽の為の映像コンペティション、優秀賞受賞、山口、2013年)、《自転車乗りの少女》(那須国際短編映画祭観光部門出品、じゃらん賞受賞、栃木、2013年)、《I want to goout》(秋吉台国際芸術村レジデンスサポートプログラム参加、山口、2014年)など。2015年には、監督した自主映画『ほったまるびより』が文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門新人賞を受賞。同作はパフォーマンスと特殊効果を使った踊る映画の上演作品としても劇場やライブハウスで発表された。台湾、韓国、日本などアジア各国でも上演され、好評を博す。

島 敦彦 / Atsuhiko Shima(愛知県美術館館⻑)
1956年富山県生まれ、愛知県在住。早稲田大学理工学部金属工学科卒業後、富山県立近代美術館(1980–1991年)、国立国際美術館(1992–2015年)を経て、2015年より現職。国立国際美術館での主な展覧会に「内藤 礼」(1995年)、「瀧口修造とその周辺」(1998年)、「小林孝亘」(2000年)、「安斎重男の眼1970–1999」(2000年)、「O JUN」(2002年)、「畠山直哉」(2002年)、「オノデラユキ」(2005年)、「絵画の庭−ゼロ年代日本の地平から」(2010年)、「あなたの肖像−工藤哲⺒回顧展」(2013–14年)などがある。

posted by Y.KURODA

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