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『作家、本当のJ.T.リロイ』 : アメリカのゴーストライター・スキャンダルの真実に迫るドキュメンタリー。

2017.07.08.Sat - | 伏見ミリオン座(愛知|伏見)

1996 年に突如文壇に現れた謎の天才美少年作家、J.T. リロイのゴーストライター騒動を追ったドキュメンタリー映画『作家、本当のJ.T.リロイ』 が7月8日から伏見ミリオン座にて上映される。

1996 年に突如文壇に現れた謎の天才美少年作家、J.T. リロイ。母親とその恋人から虐待を受け、母親の真似をし女装の男娼となった過去を綴った自伝『サラ、神に背いた少年』で時代の寵児となった。映画監督のガス・ヴァン・サントは、その才能にほれ込み『エレファント』の脚本を依頼。そしてJ.T. リロイ二作目の著作『サラ、いつわりの祈り』は女優アーシア・アルジェントによって2004 年に映画化され、カンヌ国際映画祭の監督週間で上映された。一躍スターダムにのし上がり、セレブの仲間入りを果たしたJ.T. リロイだったが、2006 年ニューヨーク・タイムズの暴露記事によって事態は一変する。天才少年J.T. リロイという人物は実在すらしない、その正体はサンフランシスコ在住の40 歳女性、ローラ・アルバートだったというのだ。ローラ・アルバートは、10 年もの間、いかにして“アバター(分身)” J.T. リロイに命を吹き込み、物語を語らせたのか。映画『作家、本当のJ.T. リロイ』は、世界を驚かせたこの事件を、彼女自身の言葉と、記録されたガス・ヴァン・サント、トム・ウェイツ、コートニー・ラブ、ビリー・コーガンなど、セレブたちとの通話音声や留守電メッセージによって解剖していく。

監督は、『悪魔とダニエル・ジョンストン』のジェフ・フォイヤージーク。彼は本作について「狂気と創造性が交差する人間の心は興味深く、映画にする価値があるものだった」と語っている。

イベント情報

2017年7月15日(土)~
『作家、本当のJ.T.リロイ』
公式HP:http://www.uplink.co.jp/jtleroy/
監督:ジェフ・フォイヤージーク(『悪魔とダニエル・ジョンストン』)
撮影監督:リチャード・ヘンケルズ
音楽:ウォルター・ワーゾワ
出演:ローラ・アルバート、ブルース・ベンダーソン、デニス・クーパー、ウィノナ・ライダー、アイラ・シルバーバーグ ほか
2016年/アメリカ/111分/原題: Author: The JT Leroy Story
配給・宣伝:アップリンク
コピーライト:© 2016 A&E Television Networks and RatPac Documentary Films, LLC. All Rights Reserved.

上映劇場:伏見ミリオン座 名古屋市栄1丁目4−16
http://www.eigaya.com/schedule/2week/

posted by Y.KURODA

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