2019.10.26.Sat - 11.12.Tue | 名古屋芸術大学Art&DesignCenter(愛知|徳重・名古屋芸大)
ヨーロッパを代表する現代美術館 Palais de Tokyo(パリ)や金沢21世紀美術館で個展を開催するなど、国内外で作品を発表する泉太郎による個展「スロースターター バイ セルフガイダンス」が、10月26日から、名古屋芸術大学Art&DesignCenterにて開催される。
本展で展示されるのは、泉太郎が教育機関である名古屋芸術大学に滞在しながら、大学生のパフォーマンスをビデオにおさめたり、アルバイトパフォーマーを募集したり、これまでにない環境に身を置くことで発想された作品たち。自らも過去に体験した「芸術大学」という特殊な教育機関に今一度関わることにより着想した複数のインスタレーションを発表する。
「芸術大学というある種の閉鎖空間で日々行われている制作活動と、外部の社会との間に横たわる距離感のようなものを泳ぎ切る間、卒業するまでの間に人間の中で起きる出来事について考えることで、そもそも不安定なはずの人間の柔かさについても考えるきっかけになり、アートと社会システムとの間に起こる摩擦についても再考できる。」と話す作家の新作には多くの学生達が登場する。一見不条理にも見える作品は、自由と不自由、実像と虚像、表と裏といった私達が当然のように切り分けている要素が絡み合い、普段目にしている世界について、思わぬ方向から問いを投げかける。
2019年10月26日(土)~11月12日(火)
泉太郎「スロースターター バイ セルフガイダンス」
会場:名古屋芸術大学Art&DesignCenter 愛知県北名古屋市徳重西沼65 (名古屋芸術大学西キャンバス内)
時間:月-金 12:15-18:00 / 土日 10:00-18-00
会期中無休 / 入場無料
問:0568-24-0325(代) fax:0568-24-0326
トークイベント
11月9日(土) 14:00-15:00 会場:名古屋芸術大学Art&DesignCenter
(詳細については下記記載のweb内にてお知らせ致します。)
www.nua.ac.jp
泉 太郎/ Taro Izumi(名古屋芸術大学芸術学部美術領域 特別客員教授)
1976 年、奈良県生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修士課程修了。映像やパフォーマンス、ドローイングやテキストなど、幅広い方法で作品を発表している。展覧会の度に開催場所の素地を見直し、チーム作りからリスタートするなど、開催地や展示空間を耕すような方法で独自の表現を生み出し、世界各地の展覧会に参加している。近年の主な個展に、「Pan」パレ・ド・トーキョー(パリ、2017)、「突然の子供」金沢21 世紀美術館(金沢、2017)、グループ展に、メルセデス・ベンツ アート・スコープ 2015-17 漂白する想像力 原美術館 ( 東京、2017)、“Japanorama ‒ A new vision on art since 1970,” Centre Pompidou-Metz(メッス、2017)などがある。
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