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向井秀徳らに多大なる影響を与えたバンド・fOULを取り上げた、大石規湖監督による音楽ドキュメンタリー映画『fOUL』が、今池シネマテークにて上映。音楽ミックスエンジニアに、二宮友和。

2021.10.23.Sat - | 名古屋シネマテーク(愛知|今池)

 

国内インディーを愛する音楽ファンの間では伝説的なバンドの一つとなっている、fOUL。その貴重なライブ、アーカイブ映像などを編集し製作されたドキュメンタリー映画『fOUL』が、10月23日(土)より名古屋シネマテークにて上映される。(シネマート新宿、シネマート心斎橋では9月24日から、他全国順次ロードショー)

90年代初頭にUSパンク/ハードコア直系のサウンドで日本の音楽シーンに新境地を切り開いたバンド・BEYONDS谷口健(Vo. /G.)、大地大介(D.)が札幌ハードコア出身の平松学(B.)を誘い、1994年に結成したバンド fOUL (ファウル)。アメリカン・ハードコア/パンクと日本独特のメロディ、語彙を融合させた唯一無二の音楽性でアンダーグラウンドに絶大な影響を与えたが、休憩という形で2005年に活動を休止。発表した4枚のアルバムも今や廃盤状態、映像作品も残していない。

監督は、音楽レーベル Less Than TVの魅力に迫った『MOTHER FUCKER』(2017)、パンクロックバンド the 原爆オナニーズを描いた『JUST ANOTHER』(2020)などの音楽ドキュメンタリーを手掛ける大石規湖。音楽ミックスエンジニアに、fOULとライブ活動を行っていたeastern youthの元ベーシスト・二宮友和が揃い、各所に散らばっていたアーカイブ素材、ライブ映像を中心にまとめ上げた。ぜひ劇場にて体感してみてほしい。

 

<以下、公式HPより抜粋>

破格の成功もない。感動のドラマもない。知られざる真実や内幕もない。ここにあるのは未だ色褪せぬ豊潤な音楽、バンドをやる楽しさと喜びだけ。過去にライブ音源や映像作品の発表はなく、全アルバム作品が廃盤状態のfOULの現状唯一の入り口となる のが映画『fOUL』だ。

 

イベント情報

2021年10月23日(土)~
『fOUL』
公式HP:https://foul-film.com/
監督・撮影・編集:大石規湖
出演:fOUL(谷口健、平松学、大地大介)
音楽ミックスエンジニア:二宮友和
音楽ミックス監修:今井朋美
宣伝協力ルーフトップ キングレコード配給
2021年 99分
© 2021 The top of fOUL films, all rights reserved.

上映館:名古屋シネマテーク(〒464-0850 愛知県名古屋市千種区今池1丁目6−13 スタービル 2F)
http://cineaste.jp/ 
問い合わせ:052-733-3959

大石規湖
フリーランスの映像作家として、SPACE SHOWER TV や VICE japan、MTV などの音楽番組に携わる。怒髪天、トクマルシューゴ、 DEERHOOF、DEATHROなど数多くのアーティストのライヴ DVD やミュージックビデオを制作。2010年、bloodthirsty butchersのドキュメンタリー映画『kocorono』(川口潤監督)で監督補佐を担当。2017年、音楽レーベルLess Than TVを追った映画『MOTHER FUCKER』で映画監督デビュー、the 原爆オナニーズの今の姿を描いた『JUST ANOTHER』(2020年)に続き、本作が3作目となる。
 
fOUL
アメリカン・ハードコア/パンクと日本独特のメロディ、語彙を融合、どこにも存在しない音楽性で、eastern youth や bloodthirsty butchers とのライヴ活動や音源発売、「砂上の楼閣」と題された自主企画ライヴを 計 34 回にわたって 主催。サンフランシスコ、バンクーバー、ロサンゼルスでの海外レコーディングを行い 、鉄壁のリズムと何かがおかしくも掻きむしられるギター、繊細に吠えるボーカルのアンサンブルが「いったい何に遭遇しているのか」表現できない衝撃とともにアンダーグラウンドで絶大な影響を及ぼした。海外レコーディングではフランク・ザッパやエルトン・ジョン、 U2 やモリッシーを手掛けるエンジニア/プロデューサー、ジョー・チカレリがプロデュースを買って出ている。だが、4枚目のフルアルバム発表後の2005年突如休憩を表明し、以後16年が経過、バンドは蘇生することなく現在に至る。

posted by C.UTAHARA_LIVERARY

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