2022.01.02.Sun - 01.07.Fri | 名古屋シネマテーク(愛知|今池)
グラフィックデザインをベースとしながら文化人類学的アプローチで制作活動をする阿部航太による初監督作品『街は誰のもの?』が、2022年1月2日(日)から7日(金)まで、名古屋シネマテークにて上映される。
世界で最もグラフィティが盛んな街として知られるブラジルの大都市サンパウロ。グラフィティ行為自体は違法ではあるものの、そこでは、住人たちの多くがグラフィティを快く受け入れているという。本作は、歪んだ社会に抗いながら生きるグラフィテイロ(グラフィティアーティストの現地での呼称)やスケーターたちの、イリーガルな表現活動から日常生活までに密着しドキュメントした映像作品。彼らの生き方を通して見えてきたのは、彼らが合法、違法問わず、自分たちの街の風景は自分たちでつくるというアティチュードだった。
なぜグラフィティは疎まれるのか。なぜスケーターは忌み嫌われるのか。一体だれのために様々な行為が禁じられているのか。広い視点で都市を捉え直し、改めて「街」と「自分」の関係性を問い直させる意欲作。
この作品を観た後、あなたは「街は誰のもの?」という問いにどう答えるだろうか?
2022年1月2日(日)~1月7日(金)
『街は誰のもの?』
公式HP:https://machidare.com/
監督・撮影・編集:阿部航太
出演:エニーボ / チアゴ・アルヴィン / オドルス / 中川敦夫 / ピア 他
配給・制作・宣伝:Trash Talk Club
日本|2021 年|98分
【上映後 アフタートーク】
1/4(火)19:30の回 アフタートーク ゲスト:K.Lee(MC/BB9/Jet City People)
1/5(水)19:30の回 アフタートーク ゲスト:服部浩之(キュレーター)
上映館:名古屋シネマテーク(〒464-0850 愛知県名古屋市千種区今池1丁目6−13 スタービル 2F)
http://cineaste.jp/
問い合わせ:052-733-3959
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