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アーティスト・長島有里枝による「ケア」について学びあう展覧会が港まちポットラックビルにて開催。名古屋大学教授・飯田祐子、写真家・ホンマタカシをゲストに迎えたトークやパフォーマンスも。

2023.01.14.Sat - 03.18.Sat | 港まちポットラックビル(愛知|港区)

 

名古屋市港区の港まちポットラックビルにて1月14日(土)~3月18日(土)の期間、アーティスト・長島有里枝による「ケア」について学びあう展覧会/プロジェクト「ケアの学校」が開催される。

長島有里枝は、フェミニズム的な視座から、写真や小説、エッセイなど様々なメディアを通した表現を行なうアーティスト。

今回のプロジェクト「ケアの学校」では、アーティスト本人が港まちに滞在し、展示会場をスタジオとして公開。暗室作業から編み物、読書会、お菓子づくり、ダンスや歌の練習までメディアにとらわれない制作活動と、港まちの人々との交流を通して、「ケア」について考え、学ぶ場所をつくる。

 

 

さらに期間中、1月14日(土)には著書「テント日記/「縫うこと、着ること、語ること。」日記」の刊行を記念し、名古屋大学教授であり、日本近現代文学・ジェンダー批評の専門家である飯田祐子氏を招いたトークイベントを、会期後半の3月11日(土)には、写真家・ホンマタカシ氏をゲストに迎えてのパフォーマンスを開催予定。

あらゆる角度から「ケア」について自問し、共有できる場所となりそう。

 

縫うこと、着ること、語ること。 撮影|大塚敬太+稲口俊太

イベント情報

2023年1月14日(土)〜3月18日(土)
長島 有里枝「ケアの学校」
会場:港まちポットラックビル3F Exhibition Space
時間:11:00〜19:00(入場は閉館30分前まで)
休館:日曜・月曜・祝日
料金:無料
企画:Minatomachi Art Table, Nagoya [MAT, Nagoya](青田真也、吉田有里)
主催:港まちづくり協議会

2023年1月14日(土)
トーク|女性作家の自伝の読者は誰なのか?
会場:港まちポットラックビル
時間:19:00〜20:30
料金:500円
定員:30名(要予約)
予約:Webサイト
ゲスト:飯田 祐子(名古屋大学教授/日本近現代文学、ジェンダー批評)

2023年3月11日(土)
ゲストパフォーマンス|ホンマタカシ(写真家)
会場:港まちポットラックビル
時間:19:30〜
詳細:MAT, Nagoyaのウェブサイト内で更新予定

 

 

長島有里枝   Yurie Nagashima

1973年東京都生まれ。
カリフォルニア芸術大学ファインアート科写真専攻修士課程修了。武蔵大学人文科学研究科博士前期課程修了。現在、東京都を拠点に活動。
社会で周縁化されがちな人びとや事象に、フェミニズム的視座から注目した作品を多く制作している。近年は写真だけでなく立体作品、映像、文章の執筆など、表現ジャンルを超えた活動を行っている。
主な展覧会に、DOMANI plus @愛知「まなざしのありか」Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F: Exhibition Space、愛知(2022)、個展「知らない言葉の花の名前 記憶にない風景 わたしの指には読めない本」横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川(2018)、個展「そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」東京都写真美術館(2017)など。出版歴に、 『「僕ら」の「女の子写真」からわたしたちのガーリーフォトへ』大福書林(2020)、『Self-Portraits』Dashwood Books(2020)など。受賞歴に、第26回木村伊兵衛賞(2001)、2022年日本写真協会学芸賞など。展覧会「ぎこちない会話への対応策—第三波フェミニズムの視点で」金沢21世紀美術館、石川(2021)では、ゲストキュレーターをつとめた。
yurienagashima.com

posted by A.SUGIURA_LIVERARY

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