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糸りとり 第15回|fancomi

_shi_ri_to_ri_ by なるじあき

LOGO_naru1

 

しりとりと読みます。日頃、糸を使ったり使わなかったりするアーティストの方々に、「糸」を使った作品を制作してもらい、作品タイトルを「しりとり」でリレーしていくという、ゆるカッコEコーナーです。

 

_______

 

第15回目のゲスト作家は、fancomiこと大森 純さん。
2011年に『sunshine PARK sunshine to you ! × fancomi』展をON READINGで観たのが最初。
本に見立てた立体作品があちこちに飾ってあって、選り抜きの線で描かれた絵は、普遍的な可愛いさだった!
fancomiハンカチ&お皿を、ニヤニヤしながら愛用中。

 

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「し」➡『short short show』

 

 

 

fan1

手芸屋さんの巻かれた糸って可愛いいなぁ

糸を巻く行為で何か作れないかな?

 

 

fancomi_liverary

”short short show”

完成したマリオネットで遊んでみた
タイトルが浮かんできた

 

 

fan2

 
小さなこだわり

接着剤を使わず巻いただけ、解けば普通に糸として使える

fan3

わくわく楽しいパッケージ

取扱説明書を思わせる演出も可愛いんです

 

 

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fancomiさんに聞いてみました。

 

なるじ:
良く聞かれると思いますが、fancomiさんの名前の由来って何ですか?

fancomi:
元々、アーティスト名ではなく屋号として「fancomi」と付けていて、「fantastic communication」の略なんです。直訳すると「fantastic:空想的な/気まぐれな/すばらしい」「communication:伝達/コミュニケーション」となって、意味も自分の作品に合致しているかなと思って。

なるじ:
元々は屋号だったんですね〜。
今回の「short short show」、楽しい作品ですね!

fancomi:
最初、言葉を決めてから作ろうかと、ずーっと「し」のつく単語を考えてて。でもしっくりくる言葉が全然出てこなくて困ってたんです。それで、普段通り先に作品作ってから、タイトル付けることにしました。タイトルは、完成したマリオネットで遊んでいる時に思いつきました。
「ショート・ショート・ショウ」と出た時は、スッキリしました!

なるじ:
タイトル先に決めるって難しいですよね、しかも初めの言葉が決まってるという。。 (何かすみません)
自然に降りてくるとスッキリ爽快ですよね〜!
制作は、どんな風にアイデアが浮かんでいったんですか?

fancomi:
最初の発想は、材料を買いに行った手芸屋さんで、巻かれた糸の状態が可愛らしいなと思って。
普段、裁縫とかしないので、その光景自体が新鮮でした。それでこの糸を巻く行為で何かできないかなと。

なるじ:
開けた瞬間、糸巻きの妖精みたいだー!と思ったら、まさにそうだったんですね〜!
作業で苦労したところは何ですか?

fancomi:
最初、結構複雑な型紙を作って糸を巻いてみたんですけど、なかなかきれいに巻けなくて。
とにかく「きれいに巻く」というのが意外に大変で、形や巻き方を色々と模索して何とか形になりました。 試作品はモビールみたいなものだったんですが、「糸で吊るす」という必然性を考えた時、マリオネットに辿り着きました。

なるじ:
そんな試行錯誤があって、このマリオネットが生まれてきたんですね〜
特にここお気に入り!ってところありますか?

fancomi:
お気に入りというか、小さいこだわりと言えば、接着剤を使わないで糸を巻いただけで作った事ですね。だから、解けば全部普通に糸として使えますよ。

なるじ:
幸福な王子、はたまたアンパンマンの様に、その身を削る日がいつか。。
そんな切ないこと、私にはできないーー

今回、糸を使った作品作りはいかがでしたか?

fancomi:
糸を使って作品を作るのは、初めてでした。手芸的なものは苦手(というか下手)なので。。普段慣れない糸 という素材が、「縫う」「編む」「刺繍」とか以外にも、色々面白く使えそう。糸自体もきれいだし。

なるじ:
木の作品とか、雨乞いの仮面展でも樹脂使ったりしてるので、手芸系も大丈夫なのかなと。
でも苦手だからこそ、手法にとらわれず、糸巻きをパーツと捉えるという発想が生まれたのかもですね。
これから糸が、fancomiさんの引き出しの仲間入りするきっかけになれたとしたら、嬉しいなぁ。

fancomi:
今後も糸を使って何か作れたら良いですね。

なるじ:
ワッペンとかも良さそう。糸巻いて盛り上がってる感じを見てたら思いました。
fancomiさんの糸作品、楽しみにしてます!

 

 

試作のモビール

これまた可愛いです〜
いろんな形で沢山ぶら下げたら更に楽しそう!

mobile

 

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今回した質問のいくつかは、2013年のLIVERARY創刊時のスペシャルインタビューで、既に回答してくれてました。初作品集「BOKU no HON」のこと、特徴的な目鼻の無い絵のこと、幼少時代、ヌイの事などなど。fancomiさんの頭の中がもっと覗けますよー!是非読んでみて下さい。

 <fancomiスペシャルインタビュー>
http://liverary-mag.com/feature_l/739.html

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次回は「う」 
藤田 道子さんへ、バトンタ〜ッチ!!!

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これまでの糸りとり
第1回「あ」➡『赤い輪っか』成地 亜紀(2013.11.05 UP)
第2回「か」➡『風立ちぬ』遠山 敦(2013.12.01 UP)
第3回「ぬ」➡『ヌクアロファ』TMTM/Tomoe Miyazaki(2013.12.28 UP)

第4回「あ」➡『あたらしい家』松尾ミユキ(2014.2.2 UP)
第5回「え」➡『えびでたいをつる』田口美早紀(2014.3.4 UP)
第6回「る」➡『ルウェンゾリの山男』wassa(2014.4.7 UP)
第7回「こ」➡『コイル』都筑晶絵(2014.4.29 UP)
第8回「る」➡『留守の部屋』Nobue Miyazaki(2014.6.5 UP)
第9回「や」➡『やみよやまねこやすみの国』鈴木 いづみ(2014.7.5 UP)
第10回「に」➡『二期作』塩川 いづみ(2014.8.3 UP)
第11回「く」➡『鯨のランプ』nakaban(2014.9.6 UP)
第12回「ぷ」➡『プレイバック』山口 洋佑(2014.10.3 UP)
第13回「く」➡『空中分解』狩野 岳朗(2014.11.4 UP)
第14回「い」➡『意図的な神の意思』村橋 貴博(2014.12.4 UP)

 

 

<PROFILE>

fancomi_logo

fancomi
1980年埼玉生まれ。2004年A&A青葉益輝広告制作室入社。 現在イラストレーターとしてジャンルに捕われず幅広く活動中。 第3回グラフィック「1_WALL」ファイナリスト。
2013年ELVIS PRESSよりアートブック『BOKU no HON』を出版。

 

<お知らせ>
HP www.fancomi.com
を要チェック!

 

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企画/
ディレクション:成地 亜紀
題字:遠山 敦

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