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糸りとり 第24回|間芝 勇輔

_shi_ri_to_ri_ by なるじあき

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しりとりと読みます。日頃、糸を使ったり使わなかったりするアーティストの方々に、「糸」を使った作品を制作してもらい、作品タイトルを「しりとり」でリレーしていくという、ゆるカッコEコーナーです。

 

第24回目のゲスト作家は、間芝 勇輔さん。
以前から、間芝さんの3つの丸シリーズが好きで、お願いしたいなーと思っていました。今年10月、名古屋栄のMaison YWEさんでの展示を知り、名古屋つながりキター!!とチャンス到来。このこじつけ具合、なかなかの怖さです。仏の間芝さんに感謝。

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「す」➡『スケスケ』

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透け透けです
丸見えです

 

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家ではタペストリー、外せばポーチ
まさかの2way

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中に潜んでます
銀箔の陰影で浮かび上がった!

 

mashiba4

作品と日用品の間の何か
タグがつくとグッズ度増します

 

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間芝 勇輔さんに質問です。

 

なるじ:
タイトルの「スケスケ」、何気に名前盛込んでますね。最初、漢字にしようかと思ったって言ってましたが。

 

間芝:
最近なぜか、展示名やグッズに僕の名前の一部を入れることが多くて。最初は漢字で「透輔」って思ったんですが、さすがに何だこれ…ってなって。カタカナの方が「透け透け」「透輔」複数の意味を持たせられるかなと。どっちにしろ意味わかりませんね。笑

 

なるじ:
タイトル聞いて、スケは自分の名前でもあるのかな?何かが透けてるのかな?とワクワクしてて、届いた時思わず「こんにちは。」と言いそうになりました。笑
今回、糸を使った作品作りはいかがでしたか?

 

間芝:
糸で作品を作るというお話頂いた時、作品というよりグッズ?みたいな気持ちになって、糸=縫う=身につけるもの?=グッズ!?という流れに。それだけ糸で作品を作るという感覚がなかったのかも。作品と日用品の間の何かを作っている感覚でした。

 

なるじ:
作品見て、布選び、配色も含めて洒落てるな~と思って。服っぽいというか。身につけるもの=グッズと聞いて納得。
ポイントは何でしょう?

 

間芝:
家ではタペストリー、外せばポーチ、2wayですね。
中に入れた物がいつでも確認できて、人にも見られてしまうのがポイントです。

 

なるじ:
まさかの2wayですね。笑 勿体なくて中に入れる勇気ないですけど。
作る上で、気をつけたこと大変だったことはありますか?

 

間芝:
メッシュ部分から見える3つの丸が、ちょうど真ん中にバランス良く見えるようにするのは少し時間かかりましたね。

 

なるじ:
この3つの丸シリーズですが、どんなきっかけで生まれたんですか?

 

間芝:
最初は眉毛、鼻、目の玉があったんです。表情が出るのでイラストでは描くんですが、展示の時はイラストと別で「線で遊ぶ」感じなので、人(なのかな?)を入れると表情がちょっと邪魔になるんですよね。で、描いてるうちに丸3つになりました。無表情なのが気に入ってます。

 

なるじ:
あ、逆なんですね。無機的な線を、顔のような丸3つで有機的にしているのかと。絵が描けない私とは真逆で面白い。
間芝さんの絵と絵の間の取り具合が、洗練し過ぎないとこにスッとすんなり配置されていて、そこにグッとくるんですが、意識してますか?それとも無意識?

 

間芝
バランスは自分なりに気にしています、一枚の絵自体に意味のないものが多いので、バランスで遊んでます。

 

なるじ:
金箔寺の活動もされてますが、金箔、銀箔どちらが好きですか?金銀以外で好きな色は?

 

間芝:
俄然「銀」です。
展示の時の絵はモノクロ(墨汁)が多くて、作品の中でも銀箔をよく使うんですが、黒って銀とすごい相性良いんですよね。静かに際立ってる感じが好きです。それ以外なら黒ですね。

 

なるじ:
子供の頃はどんな感じですか?大人になって変わった所、変わらない所とか。

間芝:
すっごい田舎に生まれたんですよ。田んぼと山と川、近くに海。勉強のこともほとんど言われず、結構自由に育ててもらったんで、かなりゆっくりした性格に仕上がりました。そこは変わらないですね。たまに「そんなんで大丈夫か?」って言われます。。変わったところは見た目くらいじゃないですかね。。「見た目は大人、頭脳は子供!」某アニメの逆バージョンです。

 

なるじ:
ゆっくりした性格なんですねぇ、そう言われると作品からもそこはかとなく滲み出ているような。。
では最後に、今興味あることは何ですか?これからやってみたいこととか。

 

間芝:
興味…これたまに聞かれるんですけど、ないですね。DIYくらいですかね。笑

 

なるじ:
どういうものを作ったりするんですか?


間芝:
DIYなんて洒落た言い方してますが、大したこと無いです。棚とか、棚とか、棚とか。
あれ、最近棚しか作ってない…。笑

 

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次回は「け」
多田 玲子(レイキン)さんへ、バトンタ〜ッチ!!!

 

これまでの糸りとり

第1回「あ」➡『赤い輪っか』成地 亜紀(2013.11.05 UP)
第2回「か」➡『風立ちぬ』遠山 敦(2013.12.01 UP)
第3回「ぬ」➡『ヌクアロファ』TMTM/Tomoe Miyazaki(2013.12.28 UP)

第4回「あ」➡『あたらしい家』松尾ミユキ(2014.2.2 UP)
第5回「え」➡『えびでたいをつる』田口美早紀(2014.3.4 UP)
第6回「る」➡『ルウェンゾリの山男』wassa(2014.4.7 UP)
第7回「こ」➡『コイル』都筑 晶絵(2014.4.29 UP)
第8回「る」➡『留守の部屋』Nobue Miyazaki(2014.6.5 UP)
第9回「や」➡『やみよやまねこやすみの国』鈴木 いづみ(2014.7.5 UP)
第10回「に」➡『二期作』塩川 いづみ(2014.8.3 UP)
第11回「く」➡『鯨のランプ』nakaban(2014.9.6 UP)
第12回「ぷ」➡『プレイバック』山口 洋佑(2014.10.3 UP)
第13回「く」➡『空中分解』狩野 岳朗(2014.11.4 UP)
第14回「い」➡『意図的な神の意思』村橋 貴博(2014.12.4 UP)
第15回「し」➡『short short show』fancomi(2015.2.3 UP)
第16回「う」➡『』藤田 道子(2015.3.12 UP)
第17回「み」➡『水揚げされた切り身』松井 一平(2015.4.18 UP)
第18回「み」➡『ミンティ』前田 ひさえ(2015.6.5 UP)
第19回「い」➡『いつもの』井本 幸太郎(2015.8.2 UP)
第20回「の」➡『野武士』大橋 裕之(2015.9.1 UP)
第21回「し」➡『親友』片岡 メリヤス(2015.10.1 UP)
第22回「う」➡『噓』FLANGER maki(2015.11.8 UP)
第23回「そ」➡『ソニアリキエルです。』佐藤 紀子(2015.12.2 UP)

PROFILE

mashibaprofile

間芝 勇輔
1979年京都生まれ。絵を描く傍ら、書籍やポスターなどイラストを描いている。
2012年末からシルクスクリーン工房「OYA PRESS」を立ち上げ、活動の幅を広げている。
http://www.mashiba.jp

http://www.oya-press.com

mphoto

企画/ディレクション:成地 亜紀
題字:遠山 敦

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